どうしてキャッシング前の審査に落ちたのか解析

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もしもキャッシングの審査に落ちてしまったら――次の業者へ申し込みをする前に、落ちた原因について少し考えてみてください! そのまま次々と申し込みを続けると、“申し込みブラック”になってしまう可能性もあります。審査に落ちる理由を冷静に分析して、今後どのように対応すればいいのかを検討しましょう。今回は、キャッシングの審査に落ちてしまった人によくある原因をご紹介します。

審査に落ちたからといって、すぐ他社へ申し込みをしないこと!

まず、キャッシングの審査に落ちてしまった時にもっともやっていけないのは、すぐに次の業者へ申し込みをすることです。「落ちたら仕方ないから、次の申し込みをするしかない!」とお思いになるかもしれませんが、短期間に何社も同時に申し込みをするのは、“申し込みブラック”になってしまう危険性があるので、あまりおすすめできません。

申し込みブラックというのは、申し込みのし過ぎによって、どの業者の審査にも通れない状態になってしまったことを指します。どうしてそんなことが起こるのかと言えば、消費者金融や銀行が「信用情報機関」にある情報を確認しているからです。キャッシングやカードローンの申し込みをすると、その人が現在他社に申し込みをしているという情報が、信用情報機関というところに登録されます。この情報は、正式な金融業者であれば誰でも見られるようになっているので、隠すことはできません。

短い間に何社もの業者に申し込みをしている人は、よっぽどお金に困っている人に見えますよね。お金を貸す方からしたら、そのような返済能力が怪しい人にお金を貸すのはなるべく避けたいところでしょう。審査に落ちたからといってすぐに他社へ申し込みするのは避けてください。

安定した収入がないと審査に落ちる

キャッシングの審査に落ちる理由のひとつとして考えられるのは、「安定した収入がないこと」です。安定した収入とは、主に月に1回以上の収入があることを指します。お給料の金額が少なくても、雇用形態がアルバイトやパートでも、キャッシングの審査には合格できます。ただし、月に1回以上きちんとお給料が入っていなければなりません。

したがって、同じ職場に長く勤めていればいるほど、収入が安定していると判断されて審査に通りやすくなります。「もしかして、お給料が少なすぎるから審査に落ちた?」なんて不安を抱えている方は、現在新しい仕事を始めたばかりではないでしょうか。心当たりがあるなら、もう少しだけ長く働いてみましょう。

他社からの借入が多すぎると審査に落ちる

どうしてもお金のやり繰りが上手くゆかず、何社もの消費者金融や銀行からお金を借りている方は、新たな借り入れが難しいかもしれません。一般的には、5件以上の借入があると審査には通りにくくなると言われています。何件で審査に落ちるという具体的な数字は業者によって異なりますが、他社からの借入が多すぎる場合は気をつけておきましょう。どうしても大手の審査に合格できないなら、中小の消費者金融でキャッシングを利用するという手もあります。

学生は審査に不利なのか?

消費者金融や銀行カードローンは、20歳以上であれば誰でも申し込みができます。つまり、20歳以上の学生であっても、サービスを利用できることになります。とはいえ社会人と違って学業を中心とした生活を送っている学生は、審査に不利になるのではないか、と不安になりますよね。

結論から言うと、学生だからという理由だけで審査に落ちることはありません。ただし、学生の場合も社会人と同様に、本人あるいは保護者に安定した収入が必要です。また、学生の利用限度額は5~10万と少なめに設定されるそうですから、初めてのキャッシングでも使い過ぎないように配慮がなされており、安心してお使いいただけます。

申し込み時の情報が誤っていると審査に落ちる

キャッシングの申し込み時に申請した情報や、提出した書類の数々――当然ながら、これらに誤りや偽りがあると、審査に落ちてしまいます。具体的には、氏名の漢字や読み方が異なっていたり、他の人の名義で申し込みをしたり、提出した書類が偽のものであったりすると、審査に合格できません。故意に偽の個人情報で申し込みをした場合は言うまでもありませんが、うっかり誤ってしまった場合も融資を受けられなくなってしまいます。申し込み時の情報の正確性は、くれぐれもお気をつけください。

審査に落ちてしまっても慌てずに

万が一キャッシングの審査に落ちてしまっても、慌てずに理由を考えましょう。時間が経てばまた審査に合格できるようになるケースもあります。何よりも、正しい情報で申請するのが大切です。業者はあなたの情報を隅々まで調べているので、審査の際には包み隠さずに申請するようにお気をつけください。次こそは審査に通って、無事に融資を受けられるといいですね。

利用目的が悪いとキャッシングの審査に落ちる?

キャッシングを利用する際の目的は人によってさまざまです。急な出費に対応するため、という方もいらっしゃれば自動車や住宅を購入するための資金を借りるという方もいらっしゃいます。さらには、旅行などの娯楽からギャンブルのためにキャッシングを利用する方も少なくないようです。

こういった利用目的が審査に影響することはあるのでしょうか?一般的なキャッシングやカードローンは原則として事業性資金でなければ使途は自由となっています。そのため、基本的には生活費に使っても、ギャンブルの資金にしても問題ないでしょう。
しかし、こういった利用目的によって審査で不利になってしまうという声も聞かれます。それは本当なのでしょうか?
また、どのような目的が不利になってしまうのでしょうか?考えてみたいと思います。

そもそも利用目的を金融機関に知られてしまうことはある?

第一のポイントとして、利用の目的が金融機関に知られてしまうことはあるのでしょうか?結論から言ってしまうと、一般のキャッシングやフリーローンの場合は目的を聞かれることはまずありません。入力フォームに使途を記入する必要はありませんし、もしあったとしてもそれはアンケート的なものですので審査に影響することはないのです。
そもそも、近年では個人情報保護に関する法整備が進み、罰則も厳しいものとなっています。そのため、金融機関は不必要な個人情報を集めようとしないのです。借りたお金の使途も立派な個人情報ですので、使途が限定されていないキャッシングの場合はそれを確認することはほとんどありません。

もし使途を聞かれてしまった場合はどうすればいい?

金融機関によっては現在でも使途を確認されてしまうケースがまれにあるようです。そんな時に不利になってしまう理由としてどんなものが挙げられるのでしょうか?
意外に思われる方も多いかもしれませんが、実は生活費に充てるといった理由はあまり金融機関に良い印象を与えないのです。その理由は、生活費に困ってしまうほどに厳しい経済状況であると判断され、返済能力に疑問が持たれてしまうのです。実際に、かつて多くの金融機関で利用目的がはっきりと確認されるサービスが主流だった頃は、生活費を借りるという目的の場合はかなり審査で不利になっていたと言われます。
逆に、旅行やギャンブルといった娯楽費の場合は、こういった目的でお金を使うことができる余裕があると判断されますので、審査に不利になることはほとんどありません。極端に借入規模額が大きくないかぎりは問題なく審査を通過することができたのです。

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