特に給料日前など、お金が出て行く時期に「お金がない」が口癖になってしまいがちなあなた。
そんなお金がない状況を立て直すためには、「現在の出費が発生する状況」を見直す必要があります、どこかに無駄な出費がないか。もっと安く抑えられる出費は無いのか、しっかり考えてみるべきなのです。
目次
まずは自分の固定費を見直してみましょう
あなたの一月の出費を、もう一度見直してみましょう。あなたが一人暮らしだとしたら、固定費の支払いはこんな感じでしょうか。
人によってはもう少し支払いの種類が多い人もいるかもしれません。これらの支払いを「避けられないもの」として見過ごすかどうかで、あなたの生活水準は決まります。
「食費」「水道代」「スマホ代」など、すぐに節約できるものから
何も食べないで生きていける人はいません。しかし元を正せば、何かしら食べてきちんと栄養を摂取すれば生きていけるとも言えるのです。食にかけるお金を多少しぶっても、生きている程度の栄養は得られるはずなのです。
水道も、無駄に水を使っているケースは無いでしょうか?これらの出費は、少しの心がけで出費を減らすことができるのです。
ちょっとくらい代わんないだろの意識を捨てる
ちょっとくらい水道代が減ったところで…。一食二食食費を節約したところで…。なんて思ってしまう人もいるかもしれません。ですが節約でより大きな効果を得るためには、まずは小さな成果を感じて、その成果を積み重ねていくしかないのです。
一円、十円の節約の積み重ねが、一年を通して考えてみればもっと大きな額の節約につながるのです。
食費の節約から
まずは食費から見直してみましょう。食費はある程度絶対に出費が避けられませんが、外食の頻度を減らすだけで、食費に費やすお金はかなり減らすことができるはず。
また、仕事帰りにコンビニで買うそのお菓子や軽食。これを我慢するだけで、一日の出費を減らすことができるはずです。
「自炊」を中心に、「外食」「買い食い」もやめる
家で食べるものを「自炊」を中心に切り替えて、「外食」をやめるのが一番手っ取り早い節約です。
例えば「外食」だと1000円かかるところが、自炊なら半額以下で済ますことができることも。慣れないうちは「味」や「時間」の面でかなりコスパが悪くなってしまうかもしれません。ですがこの自炊の技術も積み重ねで状況を改善することができるはずなのです。
たまの贅沢で食にメリハリをつける
外食を非日常のものにすることで、「特別感」を出すことができます。外食の頻度を減らし、自炊の頻度を増やしてみてください。
それにより、あなたの「外食」はもっと楽しいものになるはずです。
「出費」に敏感ならお金に困ることはない
そもそもあなたがもっと「出費」に敏感なら、お金に困ることもなくなるはずなのです。「この出費は、もっと減らせるのでは」。「この券を使えば、何割引きかで買い物が可能なのでは」と常に考えることができれば、あなたの生活は今よりもっと水準を上げることができるはずです。
「借金」に頼る人は時間選好が甘い
そもそも、「お金がない」ことを嘆き、ひいては「借金」に頼らなくてはいけないほどになっている人は「時間選好」が弱い傾向にあります。
時間選好が弱い人とは、現在の行動で得られる「得」、または行動による「損」への想像ができない人を指します。
目先の得に飛びついてしまい、本来支払う必要ないお金まで支払ってしまう。得られたはずの得を失ってしまう。そんな状況に陥っている人がとても多いのです。
損出を減らして、収入を増やす
出ていくお金を減らして、損を減らす。そして入ってくるお金を増やせば、単純にお金は増えます。ですがこれは簡単なようで難しい。
現在どこからどれだけお金が出ていっているのか。どれだけお金が入ってきているのか考えて、現在の経済状況をより良いものにしていきましょう。
家計を管理する
家計簿をつける、小刻みにレシートを管理するなどをすることで、家計を管理しておくことをおすすめします。
家計簿をつけるのは、最初こそ慣れないしつまんないかもしれません。ですが慣れてきて、家計に変化が出てきたころでやめられなくなるかもしれませんよ。
まとめ
お金がないと嘆いているなら、現在の収入と出費を管理することで、現時点のあなたの収入状況を変えてしまいましょう。
あなたの時間選好を操作することで、今後はお金がないと嘆くことも無くなり、借金なんてまったく考える必要もなくなるでしょう。
固定費がいったいどれくらいか、外食を我慢するとしたらどのタイミングが最適か、それを考えるところから考えてみてください。