お金がないとき、もっとも身近な存在ともいえる恋人に頼ってみてはいかがでしょうか？恋人があなたのことを大切に思っている存在だとしたら、きっと力になってくれるでしょう。しかし、恋人から借りるといっても、頼りすぎず、甘えすぎないことが大切。ここでは、恋人からお金を借りるときの注意点について説明します。
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頼りになる恋人の存在
気心知れた恋人にお金を借りていいかどうかの判断は、金額の大きさと相手の性格、付き合ってきた歴史、ふたりのバランスなど、さまざまな要素が絡んでくるでしょう。付き合ってまだ1か月くらいの段階で、「お金を貸して！」とはさすがに言えないでしょう。やはり、それなりに二人の間で時間を育んで、信頼関係が築かれていることがポイントです。
恋人には借りやすい？
家族以外で、自分を一番知ってくれているのが恋人という存在です。単なる好き同士を超え、いいところも悪いところも全部含めて理解し合い、助け合う関係を築くために出会ったかけがえのない存在です。
そんな関係だからこそ、ただの友達や知人には相談しにくいことでも素直に打ち明けられるでしょう。家族同然のような雰囲気で、気楽に「お金をかしてほしい」と切り出せると思います。
ただ、雰囲気やシチュエーション、言葉の選び方には注意してください。例えば、彼女の機嫌の悪いときに、自分の都合ばかりを優先してお願いすれば、一気にそっぽを向かれるかもしれませんよ。
高額な借金はNG
例え頼みやすい身近な存在でも、あまりにも高額な借入を申し込むのはご法度です。考えてみましょう。100万円のお金が必要になったとして、恋人に無心に走る。恋人は快く承諾してくれるかもしれませんが、彼女（彼氏）のお財布や銀行口座から100万円もの高額なお金が失われてしまうのです。恋人は業者ではありませんので、法律に基づいて取り立てもできなければ、利息を要求することもできません。恋人のことを考えるのであれば、あまりに法外な金額の借金は控えるべきでしょう。
高額のお金が必要であれば、キャッシング業者や銀行のカードローンに相談するのがベスト。無茶な頼み事をすると縁を切られて本当に助けて欲しいときに助けてもらえなくなりますよ。
ゴチになります！は借金？
恋人同士の食事の場面で、よくある光景。一方がお金を持っておらず、相手の立て替えでごちそうになるシチュエーションです。飲食代を代わりに出してもらっている状態になるので、これは立派な借金に相当しますよね。「お金を借りたんじゃなくてごはんごちそうになっただけだよ」という主張をするかもしれませんが、恋人がお金を払わなかったらあなたは無銭飲食の罪で逮捕される身であることを認識しなければなりません。
食事代をどうするのかは、恋人同士であれば暗黙のうちに決まっているか、事前に話し合っている、というカップルもあるでしょう。もしもお互いが決めたルール外に「相手が支払った」場合は、その埋め合わせをきちんとしたいものですね。
女性はお金を借りにくい？
恋人同士でお金を借りるとき、男性と女性ではどちらがお金を借りやすいと思いますか？難しい問題ですが、男女の性差より、その人の生活の状態に関係してきます。
世間一般的な意見としては、男性のほうがお金を借りるケースが多いと言われます。女性の場合は、彼氏に「お金かして」とは言いにくいです。「やまとなでしこ」の精神を持つ奥ゆかしい日本女性なら、いっそうその傾向は強いと言えるでしょう。
一緒に住んでいれば借りやすいか
結婚への準備を始めるため、恋人同士が同棲生活に入るパターンも多いはず。要するに、家計の単位がひとつになるわけで、恋人へ借金はしやすくなるという一面もあります。家族のような感覚になるので、恋人というより運命共同体です。財布も一緒になっていることもあり、お金の相談はしやすいでしょう。
しかし、例え同居生活が長いパートナーといえ、結婚を前提にお付き合いしているはずですので、そこは慎重に事を運びたいですね。もし、そんな相談をして相手に幻滅されれば、せっかくこれまで築き上げてきた二人の愛が粉々になってしまう怖れもあります。そんな時でも相談するタイミング、場所、相手の都合やコンディションなどトータルで考慮し、言葉も選んで切り出しましょう。
借用書の有無
消費者金融からお金を借りるとき、当然必要なのが契約書。これがなければ賃借契約は成立しません。業者であれば交わすこの手続き、果たして恋人同士で必要なのか？気になるところでありますよね。
これはもう、二人の信頼関係次第、ということでしょう。金額にもよりますが、相手の人が、「そんなものいいよ」といえば借用者なんて書かなくて済みますし、相手の信頼が足りなければ一筆迫られるかもしれません。しかし、きちんとけじめを付ける意味でも、借用者はあったほうがいいかもしれません。
恋人からお金を借りるときの注意点について説明しました。お金がないとき、頼れる人が身近にいることは素晴らしいことですが、それまでの関係が壊れないよう、十分気を配って頼みたいですね。
