「無人契約機」に多くの人が期待するのは、「誰とも顔を合わせず、カードローンの契約を結べる」ということです。
「例え、初対面の消費者金融社員だったとしても、キャッシング申込時に顔を合わせたくない…」そう考えている人がほとんどのはずです。
そこで、頼みの綱となるのが無人契約機です。「無人契約機」というくらいですから、無人契約機を使えば、誰とも会わずに、誰とも会話せずにカードローン契約を結ぶことができるのでしょうか。本当のところをご説明します。
目次
無人契約機は基本的にブース内に設置されている
無人契約機が設置されているのは、基本的にビル内の中にある特設ブース。ビルの一室に入るとまず、消費者金融の自社ATMがあり、その奥の部屋に無人契約機が設置されています。
そのどちらの部屋にも「消費者金融の社員」はいません。個人的な体験で、無人契約機の順番待ちをしている人と鉢合わせた経験こそあれど、消費者金融の社員と会ったことはありません。
ブース内には監視カメラがある
しかし、ATMのある部屋、無人契約機のある部屋どちらにも「監視カメラ」が設置されています。中には人がいないとしても、誰からも見られていないという状況には無いことですね。
もちろん、ブース内のカメラは飾り物ではなくきちんと機能しているものです。そのことも説明します。
怪しい挙動、怪しい風貌の人は注意を受ける
カメラから見えた無人契約機利用者の風貌が怪しいと、備え付けの電話機を通して怒られることがあります。
私はマスクをつけた状態で無人契約機を操作しようとしたところ「マスクをはずしてください」と注意を受けました。
よほど怪しい格好でないと、怒られることはないと思いますが、とにかく「カメラで見られている」ということを覚えておいてください。
カメラから見えるものもカードローン審査対象となる
カメラから見える姿も、審査対象であるという話です。消費者金融が知りたいのは、その人が持つ「返済能力」です。見た目で判断するのは難しいとはいえ、服装、挙動、人相である程度その人の「人間性」が見えてくるものです。
消費者金融は、審査の際に、そのすけて見える「人間性」を審査対象とするのです。
消費者金融や銀行のコールセンターとつながっているので「無人」とは言い難い
ここまでの説明で、「無人契約機」とはいえ、誰の目にも晒されず誰とも関わらずに契約を果たすのは難しいことを説明しました。
無人契約機を使ってカードローン契約を結ぶつもりならば、覚悟しておく必要があるのです。カードローン契約を結ぶには、最低限消費者金融の社員と関わりを持つ必要があるということを。
最近では「自動契約機」の呼称が使われている
近頃では、「無人契約機」よりも「自動契約機」という呼び方の方が多くなっています。理由は言うまでもなく、「無人契約機」という呼び方では、実際の契約時に齟齬が出るからです。
消費者金融の看板をよく見ると、「自動契約ブース」という呼び方をされていることも多いです。
自動契約機(むじんくん)も「無人くん」ではなく「無尽くん」という意味
無人契約機の元祖といえば、アコムの自動契約機(むじんくん)です。一時CMソングがCDになるなど、自動契約機(むじんくん)のブームが来たほどです。
この自動契約機(むじんくん)は、「無人くん」という意味だと思っている方が多いですが、実は「無尽くん」を表しているというのをご存知でしたか?
無尽とは、日本に古くから伝わる金融形態の呼び名です。おそらく時代の移り変わりと共に、無人くんから無尽くんという言葉へ移り変わったのではないかと思われます。
無人契約機の種類によっては画面に社員の顔が写るものも
無人契約機によっては、契約機の画面に対応している社員の顔が映し出されるものもあるのです。
このタイプの契約機は「テレビ窓口」しか確認していませんが、このタイプの無人契約機は、他の契約機よりなおさら「無人」とは言い難いですよね。
独自の無人契約機「テレビ窓口」以外の「三菱東京UFJ銀行カードローン」に関する情報は、「三菱東京UFJ銀行カードローンの詳細ページ」に載っています。ぜひ、参考にしてください。
三菱東京UFJ銀行カードローンは、即日融資対応、審査も柔軟と、とても優秀な銀行カードローンです。
まとめ
確かに、無人契約機ブース内は無人です。どのブース内も、エアコンの音のみで人の気配すらありません。
しかし、どのブース内にも「監視カメラ」が設置されており、「人の目線」から逃れることはできません。それに、契約機から申し込むと、備え付けの電話機を通して消費者金融の社員と会話を余儀なくされます。
「誰とも会わないから、適当な格好でいいや」と軽い気分で無人契約機から申し込むと、審査の落とされてしまうかもしれません…。