金利さえ低ければ優秀なキャッシングなのか?そうは思いません

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貸金協会が行っているアンケートでは、毎年「キャッシングを比較する一番の基準は金利の設定」だというアンケート結果が出ています。

多くの人は、金利の設定で利用するキャッシングを判別するわけですが、果たしてその「金利でキャッシングを選ぶ」という基準は、正しいのでしょうか。キャッシングに関してそれなりに知識があると思っている私としては、もっと別の選択基準があると思っています。

金利が多少違っても利息に大きな差が出ない

金利に差があると言っても、その金利差はせいぜい1%かそこらのはず。金利が1%違ったとしても、支払う利息に出る違いは全然違いがありません。

例えば、金利が18%で、10万円のお金を借り入れた時、月々返済するお金は「9167円」です。
続いて、金利17%で、10万円借り入れた時返済するのは「9120円」です。その差47円。ハッキリ言って「ささい」なものですよね。このささいな利息の違いのために、躍起になってキャッシングの金利差を比較するのはちょっと不毛ですよね。

適用されるのは「上限金利」

キャッシング利用時に適用されるのは、キャッシングで設定されている「上限金利」です。上限金利とは、キャッシングで設定されている○%~○%という金利設定の、「数字が大きい方」です。

初回融資では、債務者の信用を確かめる意味でも、まずは高い金利を適用して業者が信用度を測ります。

いくら下限金利が3%など低い場合でも、適用される数字は大きなものだということに注意しておいてください。

キャッシングを比較する際もっと重要なのは?

では、キャッシングを比較する際により重要になるのはどこでしょうか。金利以外の比較基準で、私がおすすめするポイントを紹介します。

借り入れと返済を助けるサービスは充実しているのか

キャッシングにおいて金利より大切なのは、「サービス」です。あなたの借り入れと返済という、実際の行動を後押しする「サービス」がないと、いくらキャッシングの金利が低くともキャッシング返済が滞ってしまいます。

無利息サービスは設定されているか?

あなたの借り入れを助けるサービスこそ、「低い金利設定」よりも「無利息サービス」です。無利息サービスが借り入れに適用されれば、一定期間のキャッシング利用で金利が無料。

無利息サービスは通常、はじめてのキャッシング利用でしか適用されないケースが多いため、ここにも注意が必要です。

中には、ノーローンのように「何度でも適用される無利息サービス」を設定している消費者金融もあるくらいです。無利息サービスもしっかり比較しておきましょう。

繰り上げ返済は可能か

返済の予定を繰り上げて行う返済「繰り上げ返済」に対応しているかどうか、そこも重要です。
返済する余裕があっても、余裕がある時に返済する「繰り上げ返済」に対応していなければ、その返済は果たされないのです。

対応ATMは多いか

借入時、そして返済時に利用できる対応ATMの数も重要です。対応しているATMの種類が少ないと、「返済したくとも返済できない」といった状況に追い込まれてしまいます。

「どの銀行ATMに対応しているのか」「コンビニATMは利用可能か」など、ATMに関するキャッシング設定もしっかり調べておきましょう。

返済方法は充実しているのか

返済方法が少ないキャッシングは、はっきりいって優秀だとは言えません。

ATMからの返済だけでなく、「ネットからの返済」に対応していれば、そのキャッシングの利便性は一気に上がります。

女性なら:レディースローンがあるのか

もしキャッシング利用を検討しているあなたが女性なら、「レディースローン」があるのか無いのかは大切です。

レディースローンによっては、女性の細かいキャッシングのニーズに応えてくれているサービスも多いです。女性の借り入れを大きく後押ししてくれるはずです。

信頼できるキャッシングなのか

キャッシングの比較基準として忘れがちなのが、「キャッシングを運営する会社の信頼度」です。いくら金利が低く、一見優秀なキャッシングサービスだったとしても、運営するのが「闇金」では意味がありません。

そういった意味でも、金利が低く借りやすい、借入先を信頼できる「銀行カードローン」が優秀です。審査が厳しく、借り入れに時間のかかるものが多いという懸念点を除けば、「銀行カードローンは完璧」です。

まとめ

キャッシングで設定されている「金利」ばかり注目していてはいけません。

金利のほか、「サービス」や「信頼感」もしっかり調べておいて、より良いキャッシングを選ぶことにしましょう。

確かに金利が低いのは、返済時に支払う利息が少なくなるなど魅力的なメリットが多いですが、そこばかりに捕らわれてしまうのは危険です。

もっとマクロな視点で、キャッシングを選ぶことにしましょう。

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