当然ですが、キャッシング利用により借り入れたお金には「金利」が課せられます。
借り入れたお金に金利がかかることで、返済時に支払う利息が発生してしまいます。その「金利」の設定、「利息の支払い」まで頭に入れているかどうかで、その後の未来に大きな影響を及ぼしてしまいます。
その遠くにある「リスク」「負担」などを視野に入れて行動できるか、目先の快楽、お得さだけで行動するかであなたの未来はまったく違うものになります。
目次
キャッシングの金利設定
キャッシングの種類によって、設定されている金利が異なります。
「ターゲットを誰に設定しているのか」
「借り入れに担保と保証人が必要か」
などによって、借入額に適用される金利が異なります。キャッシングの金利を細かくみていきましょう。
クレジットカードのキャッシング金利
まずは、クレジットカードのキャッシングで設定されている金利をみていきましょう。
クレジットカード名 | キャッシング金利 |
楽天カード | 18.0% |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | 12.0~18.0% |
三井住友VISAクラシックカード | 18.0% |
エポスカード | 18.0% |
イオンカードセレクト | 7.8~18.0% |
NTTグループカード | 18.0% |
クレジットカードのキャッシングは、あくまでショッピング機能のおまけのような存在だということもあり、金利設定に「幅」がないのが見て取れるはず。
限度額設定に関わらず、一律で金利「18%」なんてクレジットカードも多いですよね。クレジットカードをキャッシング利用込みで申し込む算段ならぜひ、「キャッシング金利に幅があるクレジットカード」を選んで申し込むことをおすすめします。
カードローンのキャッシング金利
カードローン名 | キャッシング金利 |
みずほ銀行カードローン | 3.5~14.0% |
三菱東京UFJ銀行カードローン | 1.8~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0~14.5% |
オリックス銀行カードローン | 1.7~17.8% |
オリックスVIPローンカード | 3.0~16.8% |
じぶん銀行じぶんローン | 2.2~17.5% |
消費者金融のカードローン、銀行のカードローン、そして信販会社のカードローン金利を一覧にしてみました。
カードローンで設定されている金利は、「幅」があり、審査で定められた限度額に応じて適用金利が変わります。借入限度額が高ければ高いとほど、借り入れる金利が異なります。最初から低金利のカードローンを利用して借り入れることで、借入時適用される金利を低く抑えることも可能です。
即日融資によって返済が困難になる
最近の各社カードローンで対応している即日融資をご存知でしょうか。
申し込んだ当日借りられる「即日融資」ならば、お金が必要になっているその日のうちに申込から借り入れまで完結できます。
即日融資で借り入れるとその後が大変
この即日融資のサービスはとにかく便利です。何らかの都合により現金が必要になっているケースは少なくないはず。即日融資対応のカードローンなら、そのニーズに細かく対応してくれるのです。
しかし、即日借り入れたとしてもそれは「借金」には変わりありません。しっかりとそのお金の返済と、金利で発生した利息の支払いも続けていかねばならないのです。借り入れハードルが低すぎるのも、ある意味考えものです。その後の返済で苦しみ、何年も返済で苦しむ可能性があるのですから。
悪いケースだと、返済が追いつかず自己破産なんてこともありえるのでしょうか。
金利によって利息の支払いを視野に入れた借り入れを
即日融資で大切なのは、借り入れ前に「返済の目処を立てておくこと」です。金利の設定がどれくらいなのか。月々どれくらいの金額返済することになるのか。
しっかり事前にそれらの未来を把握しておくことで、その後の返済で躓くことも無くなるはず。大手消費者金融などは、初回借入時に限り無利息期間が適応されることが多いです。そういった、返済を助けるサービスに関して情報を集めておきましょう。
借金の返済で苦しむ人は「目先の欲望に飛びつきすぎ」
借金の返済で苦しむ、俗に言う「貧乏な人」がお金が無いことに苦しむのには理由があります。
お金の扱い、特にキャッシング利用時などで、「目先の利益に飛びつきすぎ」なのです。キャッシングの返済など目もくれず、借り入れたお金の使いみちなどに関してばかり気を取られて、利益の先の苦労に気が回りません。
まとめ
キャッシングの金利、そしてその金利によって支払うことになる利息に関してしっかり注意しておかないと、その後の返済で苦労してしまうことになります。
キャッシングの返済で悩み苦しむ人がいるのはなぜか。それは、目先の利益に飛びついた結果、その先の苦労にまで気を回すことができないからです。
即日融資で借り入れるとしても、金利や利息のことをあらかじめ把握しておき、「返済計画」にある程度の目処を立てておくことをおすすめします。