キャッシングで設定された金利で、返済時支払う利息を割り出します。
しかし、金利でどのような計算式を立てることにより、支払う利息の金額を割り出すのでしょうか。今回は、キャッシングの金利を利用した利息の計算方法をご説明します。
利息の計算方法がわかっていれば、金利がどれくらいなら、それにより発生する利息の金額にもイメージがつきやすくなるでしょう。
目次
金利の計算方法は?
それでは実際に、キャッシングにおける金利をどのように計算するのか。キャッシング金利の計算方法を学びましょう。
利息を割り出す金利の計算式
利息を割り出すには、
「借入残高×金利÷365×借り入れ日数」
で割り出します。例えば、10万円を18%の金利設定で30日間借り入れるとしたら、
10万円×18%÷365×30=約1479
これにより利息は1479円ということがわかります。消費者金融やクレジットカードの、通常のキャッシングを利用して10万円借り入れた場合、月に約1500円の利息を支払うことになるのですね。
クレジットカードのキャッシングもカードローンのキャッシングも同じ
この金利計算方法は、カードローンだったとしても、クレジットカードのキャッシングだったとしても変わりません。
気軽に利用できる、クレジットカードのキャッシングを利用する人は、今も昔も多いのです。
金利が低ければ返済の負担は小さい
低金利のキャッシングのメリットはやはり、なんといっても返済時支払う利息の金額を減らすことができるため、負担を軽減できます。
返済はそのまま、消費者金融などへの「支払い」と同じです。この時支払うお金は少しでも少ないほうがうれしいですよね。
無利息サービスで返済時支払う利息を無料にできる
この金利が「高い」「低い」を、気にしなくてもよくなるサービスがあります。れが「無利息サービス」です。無利息サービスならば、金利で発生する利息を一定期間無料にできるので、返済時の負担をまったく無くすことができるのです。
キャッシング金利の低いカードローン
キャッシング金利の低いカードローンを、具体的に見ていきましょう。金利を最優先でキャッシングを選ぶなら、消費者金融では無く銀行のカードローンを使って、お金を借り入れるべきなのです。
三菱東京UFJ銀行カードローン
三菱東京UFJ銀行カードローンの設定金利は、1.8~14.6%と他カードローンとくらべてもかなり低い設定が組まれています。
それに、テレビ窓口という独自の無人契約機も完備。無利息サービスこそ無いものの、他銀行カードローンとくらべても、かなり借りやすい設定が揃った銀行カードローンです。
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンで設定された金利は、4.0~14.5%と、消費者金融と比べるとひと目でわかる低金利設定。
そして、銀行内に「ローン契約機」が設置してあり、即日ローンカード発行が可能です。銀行内に「無人契約機」があるのは、この三井住友銀行と三菱東京UFJ銀行だけです。
「楽天カード」のキャッシングを利用した場合の例
楽天カードのキャッシングで設定されている金利は、「18%」。これは、他カードのキャッシング金利と比較しても一般的なものです。
18%の金利設定が組まれたキャッシングを利用した場合の計算例は、上でも述べた通りです。楽天カードはキャッシングで利用できるATMの数もそこそこ多く、使いやすいキャッシング機能が付帯されたクレジットカードだと言えるでしょう。
利息の支払いが遅れると「遅延障害金」を支払うことに
楽天カードのキャッシングで借り入れたお金が返済できなかった場合。つまり「支払い日に支払いが間に合わなかった場合」、別途「遅延障害金」を支払うことになります。
遅延障害金は、遅延障害金利と、遅延日数を借入残高と遅延日数をかけあわせて、365で割った数字です。
クレジットカード、カードローン、それぞれ金利の設定は違います
クレジットカードやカードローンなどにより、キャッシング金利の設定はまったく異なります。
少しでも低い金利設定のキャッシングを利用したいなら、事前にしっかり金利の設定を比較しておくことが大切です。
金利設定にも差があるのはもちろんですし、無利息期間があればその期間の設定も異なります。金利の設定が違うなら、当然計算で割り出される利息の金額も変わってきますよね。
まとめ
「キャッシング金利の計算方法」について説明しました。
金利が高ければ高いほど、計算で割り出される利息の金額も変わります。少しでも返済時支払う利息を少なくしたいなら、「低金利のカードローン」を利用する、「無利息サービスを利用して金利を無料にする」など工夫が必要です。
キャッシングの金利がどれくらいなのか。その金利をどのように、計算すれば利息を割り出すことができるのか。しっかりと理解しておきましょう。