クレジットカードは本当に便利です。たとえ、手元にお金が無い状態でも、限度額内で高額なショッピングを楽しむことができます。
さらに、クレジットカードをATMに挿入して利用する、「キャッシング機能」が付帯したカードも多いです。どうしてもすぐに現金が必要なケースは、日常の中で時折発生するのではないでしょうか。
クレジットカードのキャッシング昨日は、わざわざ別途申込み、審査の必要もないためとても便利です。
目次
キャッシング機能を利用すると、金利で発生する利息を支払う
クレジットカードのキャッシングを利用した際心配なのは、やはりなんといっても「返済」です。この返済時利用者の頭を悩ませることになるのが「利息」です。
元金の返済だけでも大変なのに、ここに合わせて高い利息の支払いを求められるのは、利用者にとって大きな負担となってしまいます。
この利息を割り出すのこそ「金利」です。利息は、
利用残高×金利÷365×返済期間で割り出されます。金利の数字が小さければ小さいほど、利息の金額も少なくなるのです。
クレジットカードのキャッシング金利比較
クレジットカードごとに異なる金利を、表にして一覧で比較してみましょう。
クレジットカード | 金利 |
イオンカード | 7.8 ~ 18.0% |
JCBカード | 15.0%~18.0% |
楽天カード | 18.0% |
ANA VISA Suicaカード | 18.0% |
出光カードまいどプラス | 12.0%~18.0% |
クレジットカードによって、キャッシング金利の設定が異なっています。年会費の高い高級カードなほど、キャッシング金利が低いというわけでも無さそうです。
クレジットカード会社にとって「キャッシングを利用している」のは、そのクレジットカードが、利用者にとって満足度が高いということ。生活密着型カードが、キャッシングを利用しやすいように、金利を低く設定しているようにしていることも多いです。
クレジットカードのキャッシング限度額比較
クレジットカードのキャッシングを利用する「金利」と並んで重要なのが、キャッシングの利用可能「限度額」です。この限度額設定も、クレジットカードによってまったく異なります。
クレジットカード | 限度額 |
ライフカード | 0万円~200万円 |
楽天カード | 1万円~90万円 |
エポスカード | 1万円〜50万円 |
セディナカード | 1万円~200万円 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | 1万円~300万円 |
限度額が数百万円といったカードから、0万円から数十万円といった低いキャッシング限度額が設定されているクレジットカードも多いです。キャッシング機能を優先してクレジットカードを選びたいなら、ぜひキャッシング機能の設定を優先してクレジットカードを選びましょう。
キャッシング限度額はショッピング枠の一部
勘違いしている人も多いですが、「キャッシング限度額」は、「ショッピング限度額」の一部です。クレジットカードでショッピングを行うと、その利用額分キャッシング可能額も減ります。
「ショッピング限度額」と「キャッシング限度額」は別に設定されますが、どちらも共通の「利用限度額」の範疇だということです。
返済方法は「口座引落」
クレジットカードのキャッシングで借り入れたお金を返済する「返済方法」は、指定された日時に自動で口座からお金が引き落とされる、「口座引落」によるものです。
セゾンカードなど、一部のカードはセゾンカウンターや自社ATMから返済可能なカードもありますが、クレジットカードのキャッシング返済はほぼ「口座引落」です。キャッシング利用は、「クレジットカード利用」としてカウントされるため、カード利用代金支払日に合わせて返済を行うのです。
クレジットカードのキャッシングで即日融資は可能?
申し込んだ当日にキャッシングが利用可能な「即日融資」。消費者金融や銀行のカードローンなど、「即日融資」に対応したキャッシングは少なくありません。クレジットカードのキャッシングを使って、「即日融資」を受けることは可能なのでしょうか。
「即日発行」可能なクレジットカードなら可能
クレジットカードによっては、申し込んだ当日発行できる「即日発行」に対応したクレジットカードも多いです。エポスカードや、セゾンカードなど、店舗内に「カードデスク」のあるカードが、これに当たります。
キャッシング機能付きのクレジットカードを即日発行すれば、そのカードを使って「即日融資」を受けることが可能となります。
まとめ
クレジットカードの便利な機能の一つ「キャッシング機能」。キャッシングですから、当然「金利」が設定されています。この金利の設定は、クレジットカードによって異なります。「キャッシング機能」を優先して、自分の作るクレジットカードを決めたいと思うなら、ぜひこの「金利」「限度額」をしっかり比較しておきましょう。