「返済が済んだ!さあまた借入するぞ!」と思っても、返済が利用可能枠に即時反映されなければ借入はできません。基本的には時間のかかる返済から借入までの期間ですが、利用方法によっては、即時反映も可能です。今回は返済直後にキャッシングをする方法について説明します。
目次
返済が利用可能枠に反映されるまでに要する時間は?
キャッシングには、借入ができる利用可能枠が設けられ、その範囲内で借入を行います。通常、利用可能枠は借入した金額の分、減少し、返済が終わると、もとの借入可能な金額に戻ります。しかし、返済したからといってすぐに利用枠がもとの金額に戻るとはいえない事情があるのです。
すぐには反映されない?
返済が済んだら、すぐにキャッシングを利用できればいいのですが、キャッシング業者の事情によってそれができないといえます。返済が利用可能枠に反映されるには、まずキャッシング業者が返済確認を行う必要があります。その確認は、一般的に入金から数日かかるといわれています。
口座振替で返済しても、そこから金融機関が支払い完了の通知をしてはじめて返済を確認し、利用可能枠に反映されます。返済から確認までに要する時間も、口座を取り扱う金融機関ごとに異なり、長いところだと1週間近く要するケースもあります。
また、タイミングが悪くキャッシング業者の休業日が重なるときは、週明けにならないと必要な事務処理手続きができませんので、平日より反映時間が長くかかってしまう事態も考える必要があるでしょう。それぞれお金を借りたい事情があるにせよ、返済の確認作業に時間がかかることを考えて、余裕を持って借入計画を立てたほうがいいでしょう。
システム障害の可能性も
通常、キャッシング業者が返済を確認して利用可能枠に反映されるまで、1週間前後見ておく必要がありますが、それ以外にも何らのトラブルが原因で確認できないケースもあります。
例えばコンピューターのシステム障害です。その場合、利用可能枠に反映するまで1週間以上かかる場合もあります。いつもより時間がかかるようなときは、キャッシング業者に早めに連絡するようにしましょう。
即時反映ならネットバンキング!
即日反映をのぞむなら、ネットバンキングの利用がおすすめです。銀行カードローンでキャッシングを利用するとき、ネットバンキング機能があれば全ての手続きをスピーディにやることが可能です。
ネットキャッシングとは?
ネットバンキングとは、銀行との全ての取引をインターネットで行うことです。残高照会や入出金、振込などさまざまな機能が使えて便利なサービスです。しかも、銀行の営業時間に関係なく、土日祝日や深夜でもそれらの機能を使うことが可能です。
即時反映などさまざまなメリット
ネットバンキングのメリットは、銀行で行ういろいろなサービスや取引が24時間利用できる点です。ネット上で取引を行うので、自宅のパソコンや携帯電話、スマホがあればOK。忙しい人でも簡単に銀行サービスの手続きができます。
キャッシングの返済即位反映は、ネットバンキングなら可能です。ほとんどの場合、借入した当日中に利用可能枠へ反映されます。「ほとんど毎日のように借入している」「いつお金が必要になるか分からない」そんな方におすすめなのがネットバンキングを使ったキャッシングです。
ネットバンキングが利用できる銀行
ネットバンキングはほとんどの銀行で利用できます。その種類は、「銀行」「ネット支店」「インターネット銀行」の3つに分けられます。
銀行
大手銀行や都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行など、今ではどの銀行もネットバンキングに対応したサービスを展開しています。みずほ銀行の「みずほダイレクト」、三菱長胸UFJ銀行の「三菱東京UFJダイレクト」、三井住友銀行の「SMBCダイレクト」、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」などが有名です。
利用するには事前の申込みが必要です。ネットサービスと同時に、窓口とATMを併用するサービスもあります。アクセス方法はパソコンやスマホの他、銀行によってはモバイルバンキング対応サービスもあり、自宅にいながら好きな時間で利用することが可能です。
ネット支店
銀行がネット上で開設しているインターネット取引専用支店のことです。このサービスは地方銀行に多く、スルガ銀行の「ダイレクトバンク支店」などが有名です。取引はネットで行えますが、現金の入出金はATMを利用します。
インターネット銀行
主なインターネット銀行は、ソニー銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、大和ネクスト銀行など。これらは実際の店舗がなく、インターネット上のみで取引することになります。ネット支店と同じく、取引はネットで行えますが、現金の入出金はATMで行うことになります。
ネットバンキングの注意点
ネットバンキングで注意して欲しいのは、発行されるIDやパスワードを忘れないことです。これを忘れてしまうとログインが不可能となり、取引もできなくなってしまいます。本人確認用のIDやパスワードは忘れないよう、メモを残しておくなどきちんと管理することが大切です。