クレジットカードを使って支払える場面は本当に多くなりました。ささいなコンビニでの支払いから、インターネットショッピングまで、あらゆるところでクレジットカードは活躍します。
最近では、国の自治体が徴収する税金まで、クレジットカードで支払うことができる場面も。
とはいえ、税金までクレジットカードで支払ってしまうことにどんなメリットがあるのでしょうか?そして反対に、税金をクレジットカードで支払うことのデメリットは何かあるのでしょうか?
目次
税金をクレジットカードで支払うメリット
まずは、税金を自治体にクレジットカードで支払うメリットから確認していきましょう。
支払い可能なチャンスがあれば、積極的に税金をクレジットカードで支払った方が良いのでしょうか?
支払い遅れを防止できる
クレジットカードで支払い可能な設定にしておけば、自動的に支払日に支払いが完結するので、税金の「支払い遅れ」を防止することができます。
税金の支払い遅れは国の記録に残ってしまうので不利です。口座引き落としでも支払い遅れを防止できますが、「自分はクレジットカードで支払いたい」と思ったならクレジットカードで支払うべきでしょう。
現金が手元にない場合も支払いOK
現金で税金を支払っている場合、手持ちが足りない場合は、税金の支払いが滞ってしまいます。ところが、クレジットカードで税金の支払いを行うことで、手持ちが足りなくても税金の支払いが完了します。
現金の支払いを翌月に繰り越せるのは、クレジットカードで支払いを行う大きなメリットですよね。
クレジットカードで税金を支払ってポイントゲット
クレジットカードで支払うメリットで忘れてはいけないのが、「ポイント」や「マイル」を貯めることができることですよね。
税金の支払いは国民の義務で、避けることのできない支払い。どうせ避けることができないなら、クレジットカードで支払った方が良いと思う方も多いのではないでしょうか。
クレジットカード利用履歴が残りカード会社に認められる
クレジットカード利用履歴、通称クレヒスが蓄積されることで、クレジットカード会社から上客だと認めてもらいやすくなります。これにより、「クレジットカード利用限度額」や、「上級カードの案内」が手元に届きやすくなるでしょう。
税金をクレジットカードで支払うデメリット
では反対に、クレジットカードで税金の支払いを行うことのデメリットについてみていきましょう。
カード払いによる手数料がかかる
クレジットカード払いの設定を組むことで、その支払いに手数料を取られてしまうケースが多いです。どれくらいの手数料を取られるか。それは税金を徴収する自治体によって違いますが、自治体によっては500円ほどの手数料を取られてしまうケースがあります。
ポイント還元率。サービスと手数料を照らし合わせて比較を
クレジットカード払いで手数料を取られてもカード払いがお得か調べるには、クレジットカードに設定されているポイント還元率とカード支払い手数料を照らし合わせてみることが大切です。
これだけの支払いでどれだけのポイントが貯まるのか。それはこれだけの手数料が取られてもお得か。そのポイントを考えてみてください。
クレジットカードで支払いを管理するということ
税金だけでなく、生活の中での支払いをクレジットカードで行うことのメリットも考えてみましょう。クレジットカードの種類も、クレジットカード払い対応のお店も多くなっており、クレジットカードで日々の支払いをすべてまかなう…なんて人も多くなっています。
クレジットカード利用額がそのまま家計簿になる
クレジットカードは支払い記録がすべて明細に記録されます。それを見れば、自分がどこでどれだけの支払いを行っているのか、一目瞭然なのです。
つまり、そのカード明細がそのまま「家計簿」の役目を果たすということ。自分の支払いを記録に残して、管理を容易にしたい人はぜひ、クレジットカードでの支払い一括化をおすすめします。
油断すれば経済が破綻するリスクと隣合わせ
クレジットカードは利用限度額まで支払いが可能ですが、その利用限度額いっぱいまでカードを使うと、自身の支払い能力をキャパオーバーしてしまう恐れがあります。
自分が今どれくらいカード決済を利用しており、自分はどれくらいの支払い能力があるのか。しっかりと確認しておくことが大切です。
まとめ
最近は、自治体に寄って「税金のクレジットカード決済」が可能な場合があります。
税金のクレジットカード払いには、ポイントが貯まるだけではない多くのメリット
がありますが、手数料をとられるなどのデメリットも。
しっかりクレジットカード払いのメリット・デメリット、そして自分のもつ支払い能力も把握しておき、円滑な支払いを完結しましょう。