クレジットカードを比較する時に注目するべきポイントとは?

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スマートフォンを見ながら悩む男性

クレジットカードの種類は、国内だけでもかなり多く、当然カードによって特色も強みも違います。

その中から、自分が使うクレジットカードを一枚選ぶとなると、確固たる基準で比較することが求められます。とはいえ、クレジットカードについて詳しい知識を持っていない方なら、「どこを基準にクレジットカードを比較すればいいのか」わからないのでは。

今回は、クレジットカードのどの分野を比較すれば、クレジットカードごとに全く異なる強みを見抜けるのか。どこを見れば、あなたにピッタリのクレジットカードを見つけることができるのか。そのことをご説明します。

クレジットカード利用の第一関門「年会費」で比較する

年会費がかかるクレジットカードを持っていると、そのカードを使っていなくても、お金がどんどんなくなっていきます。

日々の支払いすべてをクレジットカードで行うつもりならば、年会費がかかるクレジットカードでもお得を感じることができるでしょう。しかし、日常のなかの限られた支払いでのみクレジットカードを使うとしたら、年会費のかからないクレジットカードを選ぶべきです。

年会費が無料のクレジットカード

意外と、「年会費無料」のクレジットカードは多いです。スーパーが発行しているクレジットカード、若者向けに作られたカードなどが、年会費無料を狙うなら狙い目でしょう。

年会費無料だからといって、楽天カードのように高還元率でポイントを付与するカードもあります。よく調べてみてください。

年会費千円から数千円のクレジットカード

年会費が無料ではないものの、1,000円程度の年会費で持つことができるカードも多いです。そうした年会費の安いクレジットカードの特徴は、年会費無料のクレジットカードよりポイント還元率が高いことが多く、より「普段使いのメインカード」におすすめできます。

生活の中の支払いほとんどすべてをこのカードで払う。そんな意思のある人に向いているカードだと言えるでしょう。

年一回居所の利用で年会費無料になるカードも

一年以内に一回でも、そのクレジットカードを使ってお金を支払うことで、翌年の年会費が無料になるカードもあります。その年一回の支払いは、数百円程度の支払いでもかまいません。

こうしたクレジットカードは、「実質年会費無料」のカードと呼ばれます。

年会費が一万円以上の上級カードも

「ゴールドカード」や「プラチナカード」など、年会費が一万円から数万円かかるクレジットカードも多いです。

そうした「上級カード」は、一般カードには無い、様々なコンシェルジュサービスやポイントプログラムなどが付帯します。それだけでなく、そうした上級カードには、持ち主のステータスを高めてくれる効果もあります。支払いで提示することで、周囲から羨望の眼差しを集めることができるはずです。

上級カードには、豪華なサービスと、上等なステータスを得られる効果があるのです。

年会費が10万円以上の「ブラックカード」なんてものも

上級カードの最たる存在「ブラックカード」の年会費は10万円を超えます。ブラックカードを持つことができるのは、富裕層の中でもさらに一握り。ブラックカードの詳しいサービス内容は、一般人には明かされていません。どんな人にブラックカードのインビテーション(招待)が届くのかという条件も、明かされていません。

ですが、おそらくブラックカードには、会員専用のコンシェルジュがつくはず。そしてブラックカード会員専用のコンシェルジュともなれば、きっとどんなわがままも応えてくれることでしょう。憧れてしまいますよね。

クレジットカード運営元で比較する

クレジットカードを発行している会社、「クレジットカードの運営元」で比較するのも大切です。大きな、有名企業が発行しているクレジットカードなのか、小さい会社が運営しているカードなのか、実際にクレジットカードを作る前に調べておくべきなのです。

大手クレジットカード会社

セゾンカード、セディナやJCBカードが、大手クレジットカード会社にあたります。セゾンカードやJCBカードなど、多くの会社と提携しているので種類も多く、見たことがあるというかたが多いのではないでしょうか。

「ブランド感」「安心感」がメリット

大手クレジットカード会社のメリットはやはりなんといっても「安心感」。有名カードを使っているという安心を感じることができる大手クレジットカード会社のカードは、特にはじめてのクレジットカードにうってつけです。

中小クレジットカード会社

上記のような大手クレジットカード会社ではなくて、もっと小さなクレジットカード会社の発行するクレジットカードがあります。

中小ならではの「サービス」が自慢

中小クレジットカード会社が発行するクレジットカードには、「安心感」こそ付帯していません。ですが、中小クレジットカード会社ならではの、多くのサービスが付帯します。大手クレジットカード会社のカードは、知名度が高く、何もしなくても利用者が集まります。ですが中小クレジットカード会社の場合、サービスに力を入れないと、利用者が集まってこないのです。

よく調べてみると、中小クレジットカード会社のカードが、とても魅力的なサービスを提供していることがあります。

自分がよく行くお店でクレジットカードを選ぶ

自分がよくスーパーや、百貨店などがクレジットカードを発行していることがあります。そうしたお店が発行しているクレジットカードは、当然ですがそのお店でお得に買い物などを楽しむことができるサービスが揃っています。

特に目当てのクレジットカードが無いのなら、よく行くお店がクレジットカードを発行してないか調べてみて、もしクレジットカードがあるならまずはそのカードを作ってみてはいかがでしょうか。

そうしたお店が発行しているクレジットカードは、年会費が無料であるケースが多く、使いやすいのも特徴です。

クレジットカードならではの強み「ポイントプログラム」で比較

クレジットカードと言えば、使えば使うほどポイントが貯まります。貯めたポイントは、後のショッピングで使ったり、金券や他ポイントに移行したりと、とにかくお得です。

クレジットカードによって、このポイントに関する設定はまったく違います。このポイントに関するサービスを、しっかり比較しておきましょう。

ポイント還元率は?

いくらカードで支払えば、どれくらいのポイントが貯まるのか。それを表した「ポイント還元率」に差があります。ポイント還元率が高ければ高いほど、カードの利用で多くのポイントが手に入ります。

ポイントの高いカードによっては、普通に使うだけで1.5%のポイントが貯まるカードも。キャンペーンなど、カードを使うタイミングによっては、さらにポイント還元率が上がることも。

1%ポイント還元率が違うだけで、ポイントの貯まり具合はまったく違います。

ポイントの使いみちは?

貯まったポイントをどのように使うことができるか。「ポイントの使いみち」も、クレジットカードを比較する時に重要です。ポイントの使いみちは少しでも広いほうがお得です。

色んなお店で使える方が、いろんなポイントやマイルへ移行出来る方が、ポイントプログラムとしては優秀です。

国際ブランドも重要

クレジットカードによって、カードに載せられる「国際ブランド」が違います。国際ブランドというのは、VISAやマスターカードなど、クレジットカードを分けるクラスです。

国際ブランドによって、支払うことができるお店と、支払不能なお店があります。国際ブランドによって、特徴や強みが異なります。例えば、VISAなら日本やアジア、ハワイなどでの支払いに強いです。

自分がどこでクレジットカードを使うのか。クレジットカードの使いどころで、国際ブランドを選んでみても良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

日本国内だけでも、あふれかえるクレジットカードの中から自分にピッタリのカードを見つけるために、クレジットカードを比較するポイントをご紹介しました。

クレジットカードによって、ポイント還元率も付帯サービスもまったく異なります。「有名だしこれでいいや」ではなくて、自分にピッタリのカードを見つけるためにも、しっかり比較して選びましょう。

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