ギャンブルにはまってしまって闇金を利用した学生の話(体験談)

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大学に入学して、パチンコやパチスロにはまってしまいました。
どんどん手持ちのお金を使ってしまって、キャッシングを利用することになりました。
それでもお金が全然足りなくて、友人にお金を借りるような有様でした。
結局友人に返済できなくなって、関係がおかしくなって私の周りから友達はいなくなりました。


闇金に手を出す

消費者金融の借入も、1人でできるのには限界がありました。
複数借入先があると私のようなバイトの学生では、審査に通らなくなりました。
しかし前に借り入れした消費者金融の返済が迫っていて、手元にもちろんお金もありません。
そんなときに、闇金に手を出してしまいました。

親バレが怖かった

「親に相談すればよかったのでは?」このようなことを言われたこともありました。
でもギャンブルで作った借金だとは到底言うことはできませんでした。
闇金は消費者金融ではなかなか貸してくれない自分にもお金を貸してくれました。
数万円程度のお金でしたが、それでも助かったと思ってしまいました。
闇金に手を出すころには、私の金銭感覚は完全に狂ってしまったのかもしれません。

返済できず怖い人が

闇金にお金を借りたものの、基本的に稼ぎのない自分が返済に滞るのは目に見えていました。
しばらくすると闇金の返済が滞るようになって、見るからに怖そうな人が自宅にやってきました。
そして私を闇金の事務所でしょうか、地下の店に連れて行ったのです。


暴行されるのかと思いきや

てっきり私はここでボコボコにされるのではないかと思っていました。
すると闇金のスタッフでしょうか、カメラを持った人がやってきて、名前と住所、借金の総額を言うように言われました。
仕方なく闇金の人の言う通りにしました。
トイレにも普通に行かせてくれましたし、撮影が終わるとそのまま返されました。
ちょっと拍子抜けしたのは事実です。

実家に呼び出され

しばらくすると両親から連絡が入り「すぐに戻る」ように言われました。
実家に戻ると、いきなり父親に殴られるわ、母親には泣かれるわの状態でした。
最初何が起きているのかわからなかったのですが、後になって真相がわかりました。

両親を脅していた闇金

闇金はあのビデオを撮影した後、私の実家に入って「息子さんがこんな状態なんですがどうされますか?」という感じで借金の肩代わりをするように言われたといいます。
私が闇金から借金をしていたのは5万円程度です。
しかし利息やら撮影代やらといろいろな名目でお金を要求して、両親は結局50万円くらい闇金に取り立てられたといいます。
自分が一番ばれたくない、迷惑を掛けたくない両親に大きな迷惑をかけてしまいました。

両親がすべての借金を肩代わりすることに

両親はその後私の借金の全貌を知り、結局全額返済をしてくれました。
本当に申し訳ない気持ちになったのは、言うまでもありません。
ギャンブル依存症になっていた私は、これを機にまったくギャンブルをやらなくなりました。
すっかり懲りた、この言葉が最も適切に当てはまると思います。


まとめ

上の事のように、闇金はその当事者が返済できないのであれば、周りに押しかけることが多いです。
両親や親戚、果ては子供のいる人は子供の通う幼稚園や小学校にまで押しかけるといいます。
このようにしつこく付きまとってきて、自分の周りの人生にも悪影響を及ぼすのが闇金です。
闇金に借金をしてしまえば遅かれ早かれ破綻するので、弁護士や司法書士のような専門家に相談することです。

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