審査の甘いキャッシングは闇金かも

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闇金はまっとうなキャッシング会社では借入できない人を対象にして商売をします。
ですから、闇金の審査は非常に甘い、ヘタすると審査そのものがないことも多いです。
闇金の審査の甘い姿勢ですが、広告のコピーに反映されている場合もあります。


誰でも借りられるような審査の甘い広告

闇金の審査の甘いのを最もよく象徴しているのが、誰でも借りられそうな広告を出している点です。
「ブラックの方歓迎」とか「無職でもOK」といった広告を出しているところは、ほぼ確実に闇金です。
ブラックのような信用力に問題のある人、無職のような返済に難のある人に通常キャッシング会社は融資を行わないものです。
このような人にもお金を貸すと言っているような審査の甘いところは闇金で、何か裏があると思った方が良いでしょう。


借入件数気にしません

闇金の宣伝文句を見てみると、「借入件数気にしません」とか「他社断られた方でもOK」としているものも多く見られます。
しかし借入先を気にしないとか、他で断られた人でも無条件で融資するというのはおかしいと思わないといけません。
キャッシングは個人の信用でお金を貸すわけで、審査が甘いというよりもずさんさをアピールしている所は闇金の可能性が高いわけです。


審査時間を確認すること

闇金かどうかチェックするポイントとして、審査にかかる時間も確認すると良いでしょう。
キャッシング会社の広告の中には「申し込みから5分程度で振込可能」とか「審査は最短10分」などとしているケースもあります。
大手のキャッシング会社でも最短30分は審査に時間がかかりますから、上のような宣伝を出している所は闇金の可能性が高いです。

短時間審査はスコアリングシステムのおかげ

大手キャッシング会社は最短30分とか、即日審査などをうたい文句にしているところも多いです。
なぜこのような芸当ができるかというと、スコアリングシステムと呼ばれる審査の機械化を進めているからです。
しかしスコアリングシステムを導入するためには、それなりの設備投資をする必要があります。
大手キャッシング会社ならまだしも、中小企業ではなかなかそれだけのお金を投入できないはずです。

機械が使えないのなら人力で審査

中小のキャッシング会社では機械を導入できないので、スタッフが目で見て審査を行います。
ですからどうしてもスピーディに審査はできないわけです。
もし聞いたことの内容な業者で、短時間審査を謳っているのであれば、審査が極めて甘い、甘いどころか審査をしていない可能性があります。
すなわち闇金業者の可能性が高いわけです。

暴利でお金をとるから元は取れる?

闇金はなぜここまで審査が甘いのかというと利息制限法をはるか超える金利に設定しているからです。
利息を長期間支払わせることで、審査が甘い場合でもしっかり貸したお金を取り戻せるようにしているわけです。
審査が甘いことを売りにして、多重債務者などを引き込み、骨の髄までしゃぶりつくすというのが闇金のやりかたなのです。


まとめ

特に借金のかさんでいる人は、審査の甘い業者を見つけるとお金が借りられると思って飛びついてしまう傾向があるようです。
しかし審査の甘いのを出しにして、暴利をむさぼろうとするのが闇金のやり方であることを理解しましょう。
審査の甘いのを売りにしているような宣伝文句があれば飛びつくのではなく、いったん立ち止まって考えることが有効な闇金対策になるでしょう。

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