信販会社はクレジットカードに代表されるように、ショッピングの代金を一時的に立て替えるサービスを主軸としてきました。
でもクレジットカードを使って現金も借入できるようにしてほしいというニーズがどんどん高まってきました。
そのような背景もあって、ショッピングだけでなくカードローンサービスにも参入するようになりました。
信販会社の場合、両者を一体化するのではなくショッピング用はショッピング用、カードローン用はカードローン用といった感じでカードの種類を分けていることが多いです。
信販系カードローンの特徴とは？
安心感のある商品
信販系カードローンを利用している人も多いですが、その理由としてしばしば指摘されているのは身近なところです。
信販系カードローンを提供している会社は、どこも大手で名の知れた企業であることが多いです。
また自分の持っているクレジットカードがカードローンサービスを展開していることもあって、身近で安心して利用できるところが魅力の一つとなります。
銀行カードローンと比べて審査が甘い
信販系カードローンは銀行カードローンと比較すると、審査は甘めの傾向が見られます。
消費者金融でお金を借りることには抵抗がある、でも銀行カードローンも敷居が高いという人にとって、信販系カードローンはちょうどいい感じといえます。
あとで紹介しますが、信販系カードローンの金利設定の幅は広めです。
低金利の信販系カードローンであれば審査も厳しくなりますが、積極的に貸し出しをしているところであれば中小クラスの消費者金融と審査の厳しさはほぼ一緒と言われています。
金利の幅が広い
銀行カードローンや消費者金融のカードローンを見てみると、金利の設定はほぼ横並びの傾向が見られます。
しかし信販系カードローンは金利の幅が商品によって、かなり上下の差が激しいです。
低金利のところはヘタすると銀行カードローンよりも低くしているところもありますし、消費者金融とほとんど変わらないような高い金利に設定している信販系カードローンも見受けられます。
ですから信販系カードローンで借り入れする際には、個別の商品内容をしっかり見比べたうえで、どこを利用するか検討すべきです。
サービスの充実しているものが多い信販系カードローン
信販系カードローンはほかの系統と比較すると、サービスを充実させているところが多いです。
例えばクレジットカードと同様ポイントサービスを導入している信販系カードローンがあって、借り入れをすればするほどどんどんポイントがたまっていくサービスを付加させているところもあります。
その他にはグループ会社のサービスを優待条件で利用できるといったサービスをつけている信販系カードローンも見られます。
大手になると、ホテルやレンタカー、レジャー施設を優待価格で利用できるといったサービスのついてくるところもあるほどです。
まとめ
信販系カードローンは消費者金融並みの審査の甘さで、銀行並みの条件で借り入れができます。
たとえば他社借入のある人でも積極的に貸し出している信販系カードローンも見られます。
他社借入件数が3～4社ある人でも、審査を通している信販系カードローンも見受けられるほどです。
もし他社借入があって、できるだけ返済の負担を少なくしたいと思っているのであれば、信販系カードローンの利用も検討してみると良いでしょう。
