キャッシングで借りているお金が、思わぬ金額になってしまうことがありますよね。
もちろん、計画的なキャッシングと返済が理想ではありますが、もしもそうなってしまったとき、返済額を減額する方法はないのでしょうか？
目次
キャッシングの借金を一本化することで返済額を減額する
いくつもの銀行や消費者金融からキャッシングをしていると、自分がどこからどの程度借金をしているのか、それぞれの金利や返済額はどの程度なのかを、だんだん把握しにくくなっていきますよね。
返済日が複数あると、なかなか気持ちが休まらないですし、常に色々なものに追われているような気持ちになってしまうこともあるでしょう。
それを防ぐためには、キャッシングよる借金を一本化して、返済額をまとめることがおすすめです。
管理がしやすくなる
キャッシングの借金を一本化することで、自分の返済額を把握しやすくなり、返済日も分かりやすくなります。
返済を忘れてしまって延滞金をとられてしまったり、金利がばらばらで返済額を忘れてしまったりすることも減らせます。
金利を低く設定することが出来る
キャッシングの借入額が高い方が、基本的に金利は低くなりやすいです。
返済額を全体で減額するためには、借金を一本化して、その分一か所からの借入金額を高くした方が便利というわけです。
また、より金利が低いところに借金を移行させることも可能です。
もう一度改めて借入先を検討することで、キャッシング全体の返済額を減額しやすくなる可能性もあります。
返済期間を短く設定する
キャッシングサービスを利用して、定期的な返済プランを組んだけれど、早めに返済する目途が立つことはありますよね。
返済額や契約、各種規約にもよりますが、もしも返済プランを組みなおすことが出来るときは、思い切って返済日までの日付を短く変更するのはおすすめです。
返済額は、返済の全体期間が長くなるほど、当然ですが高くなっていきます。
それだけ金利がかかる時期が長くなるため、キャッシングした金額に合わせて、返済額が上乗せされていくわけです。
この金額を減額することは、すなわち返済額の全体をぐっと減額する大きなポイントとなりうるのです。
貸付の期間や変更の場合の条件は、利用する銀行や消費者金融、あるいはプランによっても異なっています。
ただ単に返済期間を短くすれば、必然的に返済額も減額されるとは限りません。
上手に切り替えをしないと、差がないのに手間だけかかってしまったり、少ないですが返済額が減額されずむしろ増額されてしまう可能性もあります。
乗換の規約は、まず候補の乗換情報をピックアップして、比較検討を重ね、きちんと確認して進めるようにしてください。
リボ払いの見直しを検討してみる
カードローンやキャッシングにおいて、利用者が増えているリボ払い。
返済額を毎月一定にすることが出来るため、返済における負担が少ないとされ、人気も高い返済方法のひとつとなっています。
しかし、返済額の減額においては、むしろマイナスの効果を発揮してしまう可能性があるのです。
返済期間が長期化しやすいデメリット
リボ払いはキャッシングの金額に関わらず、返済額が一定になるので、その分返済にかかる全体期間が長くなってしまいます。
前述した通り、返済にかかる期間が長くなるほど、金利に支払う金額は高くなり、減額は遠ざかります。
リボ払いから通常の支払いに切り替えられる場合は、全体の返済額を減額するためにも、途中切り替えと返済の残高を確認してみましょう。
借金をしている意識が薄くなりやすいデメリット
リボ払いには、毎月の返済額が低いため、減額されているような気分になってしまい、キャッシングを利用している意識が薄くなりやすいというデメリットがあります。
全体の返済額が減額されたわけではなく、むしろ増えていることもあるのですが、負担が軽いと勘違いしてしまうことも少なくありません。
追加返済や一括返済をはじめとして、返済額のアップなども検討してみると、最終的な減額に繋げやすくなります。
まとめ
キャッシングによる返済額の減額を目指すためには、目先の返済額ではなく、トータルのメリットやデメリットを意識するようにしましょう。今月の支払い金額が少なくて済んでも、全体を通してチェックしたとき、金利分でむしろ返済額が高くついてしまっている可能性はあります。自分が現在どのくらいキャッシングをしていて、どのくらいの期間でいくら返済する予定にしているのか、きちんと把握し、出来るだけ一本化して総額を明るくしていきましょう。返済までをトータルで意識することが、減額への重要な第一歩と言えます。
