“初めてのキャッシングの審査。どこへ行って申し込みをすればいいのか、必要な書類にはどんなものがあるのか、分からないことだらけですよね。早く融資を受けたいのに、申し込みに必要な書類を忘れてしまったら、それだけ余計に時間がかかってしまいます。あらかじめ審査の前に持ち物チェックをしておきましょう。
キャッシングの審査に必要な書類についてお伝えします。お金を借りる前に余裕をもって準備をして、慌てずに融資を受けられるといいですね。
目次
申込時に用意する書類
キャッシングに申し込む際には適切に書類を提出する必要があります。
借りる金額が50万円以下の場合に必要な書類
キャッシングで借りる金額が50万円以下の場合に必要な書類は、本人確認書類です。本人確認書類としてもっとも適切なのは免許証ですが、免許証をお持ちでないならば、健康保険証またはパスポートなどの公的な書類を持参してください。外国籍の方は、これに加えて在留カードあるいは特別永住者証明書が必要となりますから、くれぐれもお忘れなく。
また、上記の書類に書かれている住所とは別のところへ引っ越したばかりの方は、これに加えて新しい住所が記載されている文書が必要になります。納税証明書・社会保険料の領収書・公共料金の領収書のうちひとつ、発行から6ヵ月以内のものを提出しなければなりません。印鑑などは必要ありませんから、これらの書類を必ずお持ちください。
借りる金額が50万円以上の場合に必要な書類
キャッシングで借りる金額が50万円以上の場合に必要な書類は、本人確認書類と収入証明書類です。本人確認書類については、50万円以下の場合とまったく同じです。
収入証明書類とは、最新の源泉徴収票・最新の確定申告書・直近2ヵ月の給与明細書と1年分の賞与明細書のことです。これらのうち、いずれかひとつを提出しましょう。
最近は、会社で発行される収入証明書類にマイナンバーが記載されているものが多くあります。キャッシングの申し込みにマイナンバーの情報は必要ありません。もしもお手元の給与明細書などにマイナンバーがされていたら、黒いペンで塗りつぶしたり上から見えないように紙を貼ったりと工夫をして、情報が見えないように配慮しておきましょう。
自動契約機ではどのように書類を提出するの？
消費者金融業者の無人店舗での申し込みをお考えであれば、あらかじめ自動契約機での書類の提出について知っておきましょう。自動契約機とは、テレビ電話つきの窓口でキャッシングの申し込みができる機械のことです。店舗内は無人ですが、遠方にいるオペレーターとやり取りをしながら審査を受けられるようになっています。
自動契約機の中には、スキャナーが設置されています。スキャナーに書類をセットするだけでスキャンして提出ができますから、あとは書類を忘れずに持ち帰りましょう。詳しい操作については実際に申し込みをする際にオペレーターの指示に従ってください。
ネットからの申し込みではどのように書類を提出するの？
消費者金融業者のホームページ上からの申し込みをお考えであれば、あらかじめインターネットからの書類の提出について知っておきましょう。キャッシングの申し込みは、店舗に足を運ばなくても、いつもお使いのPCやスマートフォンから行うことができます。ネットからの申し込みは24時間365日受付をしていますから、忙しい方はぜひ利用してみてください。
ネットから申し込みをする場合、自宅にあるスキャナーで書類をスキャンし、画像をアップロードします。自宅にスキャナーがない場合は、スマートフォンで撮影した画像を送信する方法もあります。これなら書類を郵送する必要がなく、すべての手続きがどこでも行えるので便利ですね。
審査で虚偽の申告は絶対にNG！
「もしも審査に通らなかったら……」と、誰もが不安になるもの。会社を辞めたばかりで収入に自信がない、他の業者からも借入をしているなど、さまざまな理由から「この情報って、隠しておいたほうがいいの？」と思ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、だからといって前の会社の給与明細書を提出するなどのハッタリを行うのはNGです。キャッシングの申し込み時に虚偽の申告をするのは、絶対に避けましょう。一度でも虚偽の申告をすると、要注意人物としてマークされてしまいますから、その後の別のキャッシングやクレジットカードの利用にも差し支えることがあり得ます。審査は誰にとっても不安がつきものですが、嘘は必ずばれる時が来ます。申告は正直に行いましょう。
まとめ
キャッシングの審査に必要な書類は、本人確認書類と収入証明書類です。自動契約機あるいはネットからの申し込み時に、忘れずに書類を提出しましょう。なお、書類の提出に際して虚偽の申告をするのは、絶対に避けてください。キャッシングの審査は必要な書類をきちんと揃え、質問には正直に答えましょう。
