クレジットカード利用で最も多いのは、クレジットカード「一枚持ち」です。
一枚メインカードを作っておき、そのカードを、実店舗でもネットショッピングでも利用するスタイル。このスタイルを行っている人が、クレジットカード全体の利用者の過半数を占めています。
さて、ではその「クレジットカード一枚持ち」の人々は、何を持って、何を基準にしてメインカードを選んでいるのでしょう。
どうやら、この「メインカードの選択基準」には男女で差があるようですが…。
目次
メインカードの選択基準
財布に入れておく、生活の中でメインに使う「メインカード」。さっそくこれを選ぶ基準を見ていきましょう、
男性編
男性がメインカードを選ぶ上で最も重要視するのは「年会費が無料」であること。
生活の中でずっと携帯するカードですから、年会費がかかってしまうと一気に使い勝手が悪くなってしまいます。
年会費に次ぐ選択基準が、「発行会社が信頼できる」こと。ビジネスマンっぽい思考だなと思ってしまいました。クレジットカードは時に大金が絡むツールですから、信頼できないブランドのカードは使うことができないのでしょう。
それに次ぐのは、ポイントが溜まりやすいことに関するものでした。クレジットカードを使う最大の目的は「ポイント」だという男性は多いのですね。
女性編
女性がメインカードを選ぶ最も多い選択基準は「年会費が無料」であること。男性も年会費についてのこだわりが強かったのですが、女性は男性以上の人数が、「年会費が無料なこと」を重視していました。
さらにそれに次ぐのがポイント・よくお店でサービスを受けられるというもの。単純な還元率でなく、自分がよく行くお店でお得になるかどうか、そこを女性は重視するのですね。
信頼性やステータスを重視する男性
クレジットカードに対して何を求めているのか、その違いが如実に出る結果となりました。
男性は、クレジットカードに「ステータス」や「信頼性」を女性よりも求めていることがわかります。過去の調べでも、ステータスの強いゴールドカードを欲しがるのは、女性よりも男性の方が多いことがわかっています。→ゴールドカードに興味があるのは男性ばかり!女性は堅実だからゴールドカードに興味なし?
男性は見栄っ張りですから、持っているクレジットカードでも見栄を張りたいと思う生き物なのです。
お得、ポイントを優先する女性
女性は、男性よりも多くの人がクレジットカードに「お得さ」を求めます。
あまり社会で見栄をはる必要を感じない女性は、生活感バリバリの流通系クレジットカードを主に使います。例えば、イオン店内でおトクなイオンカードなんかが良い例ですね。
男女ともに年会費が最優先
しかし男女ともに一番多かったのは、「年会費が無料」であるということ。
あくまで統計的なデータですが、「年会費を気にする人の割合」がもっとも多いというデータが出ましたね。それだけ、男女どちらにとっても「年会費無料」というワードは魅力的だということがわかいます。
旅行サービスの有る無しでも若干の差が
空港ラウンジを利用できる、旅行先でレンタカーを優待価格で借りられるなど、旅行で役立つサービスがあることを選択基準とする人が男性に多かったです。
これは旅行というより、海外や国内の出張が多いビジネスマンがいるからではないでしょうか。
「最初の一枚」から変えるのが面倒な人も多い
今回のアンケートでは、メインカードの選択基準のほか、多くの人が最初のカードから変えるのがめんどくさいと答えていました。
確かに新しくクレジットカードを作るには、多くのカードからスペックを比較して、カードに申し込み審査を受けるという流れを踏むことになります。
その流れは確かに「面倒」だと言ってしまえばそこまで。しかしその面倒さに負けて、あらゆるお得なチャンスを見逃しているとしたら、かなりもったいないでしょう。
クレジットカードは定期的な見直しを
面倒だと言わず、今使っているメインカードは、定期的に見直すべきです。
見直すタイミングでおすすめなのは、「生活のステージが上がったタイミング」です。進学、就職、昇進など、自分の身の回りの状況が変わった時、あなたの持っているクレジットカードは最適なのか。そこで見直すことをおすすめします。
それまでクレヒスを積み重ねており、年収その他属性に問題なければ、ほとんどのカード審査に落ちることはないでしょう。
まとめ
メインとして使うクレジットカード「メインカード」を、どんな基準で選んでいるのか。それを調べてみると、男女で理由に大きく差がついていました。
どんな理由でクレジットカードを作ったとしても、定期的に自分の持っているカードが今の生活にあっているのか。クレジットカードの見直しを行ってみてください