年会費が一切かからないクレジットカードも多いですよね。そういったカードは、たとえ複数枚持っていたとしても、持っている本人はまったく負担には感じないはず。
では、クレジットカードはたくさん持っていても良いのか?それとも、メインで使うカード一本に絞ったほうが良いのか?
クレジットカードの持ち方、そしてそれに伴う障害があれば、複数枚持ちの障害も考えていきましょう。もちろん、複数枚のメリットも同時に考えていきます。
目次
クレジットカードの持ち方
クレジットカードの持ち方には、いくつか種類があります。
どの持ち方が一番かは、その人の経済状況などで変わりますが、できるだけ多くの人にあてはまる「正解の持ち方」を一緒に模索していきましょう。
メインカードだけで支払う一枚持ち
実は一番多いのが、この「クレジットカード一枚持ち」です。
クレジットカードを複数持つには、「クレジットカードについて調べる」「新しくクレジットカードを申込んで作る」などの過程を踏む必要があります。
一枚しか持たないという人がいても、納得ですよね。
メリット
クレジットカード一枚持ちのメリットはなんといっても、「管理の簡単さ」です。クレジットカードは使えば使うだけ、今どれだけ使っているか管理しなくてはならなくなります。
一枚しかクレジットカードを持っていないなら、その一枚の支払い状況だけ追えばいいので、支払い管理がとても容易となります。
一枚しかないなら、翌月や翌々月に、「クレジットカードを使いすぎてしまった」なんて戸惑いも無いのではないでしょうか。
デメリット
一枚しかクレジットカードが無いならば、「クレジットカードによって異なるサービス」を受けることができません。一枚に付帯したサービスだけです。豊富なサービスが付帯したクレジットカードだったとしても、クレジットカードによって受けられる割引、カード会員の優待など、受けられるサービス幅がかなり減ってしまうのは間違いありません。
場面によってクレジットカードを使い分ける複数枚持ち
もう一つが、場面場面で使うクレジットカードを使い分ける、カードの複数枚持ちです。
クレジットカードの種類は多く、その種類も年々多くなっています。きちんと年会費が支払えるなら、クレジットカードをたくさん持っても良さそうなものですが…?
メリット
クレジットカードを複数枚持つメリットから考えていきましょう。
クレジットカードを複数持てば、一枚持ちの反対で受けられるサービス幅が広がる。という事が挙げられるでしょう。それぞれのクレジットカードでお得に使える場面を把握しておけば、長期的にかなりお得です。
クレジットカードの中には、カード提示だけでお得になるカードがあります。そうした、単純にカードを持っているか持っていないか、で利用できるサービス幅が変わってくるのが複数枚持ちです。
デメリット
複数枚持ちには、もちろんデメリットもあります。
そうです。クレジットカード支払い管理の複雑化です。持っているクレジットカードが多ければ多いほど、クレジットカード管理が難しくなります。
クレジットカードを複数枚持てば、クレジットカード限度額が増えるので、クレジットカードを使いすぎてしまうリスクも大きくなることを理解しておきましょう。
結局どんな持ち方するのがおすすめなのか
では、クレジットカードは一度に何枚持つのが一番いいのか。
クレジットカードを運用する枚数の「正解」を見つけたくなるものです。とはいえこの「正解」は人によってバラバラです。クレジットカードに詳しい人の間でも、諸説あり意見が別れます。
今回は、筆者の個人的な意見を書いておきたいと思います。
個人的には3枚持ちをおすすめしています
私個人的には、「クレジットカード3枚持ち」をおすすめしています。それはなぜか。
まず、クレジットカード1枚持ちでは少なすぎます。まず一枚目には、楽天カードやオリコカードなど、年会費がお得だがステータスに乏しいカードを持っておきます。このカードは主に、ネットショッピングなどで使います。
そして2枚め、ここで持つべきカードは人によって異なります。普段よくマルイで買い物するばらエポスカード、ルミネで買い物するならルミネカード、西友に行くならウォルマート・セゾン・アメックスカードと、自分にあった一枚を選びます。
そして3枚目、3枚目は人に見せる用です。自分が持てる限界のステータスカードを作ってください。まずは三井住友VISAカードでもかまいません。できればカード利用でインビテーションが届き、上級カードに鞍替えできるクレジットカードを一枚持っておきたいです。
まとめ
クレジットカードは「1人◯枚まで」という制限がありません。
審査に通れば、何枚でもクレジットカードを作ることが可能です。しかし当然、たくさんのクレジットカードを持つことには、メリットとデメリットがあります。
自分にとって一番、何枚持つのが一番適しているのか、ここで一度じっくり考えてみてください。