北陸銀行は北陸三県や北海道をベースに活動する銀行です。その北陸銀行が運営するカードローンの概要や種類について紹介します。
金利 | 限度額 | 審査 | 融資 |
6.8%~14.6% | 500万円 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
目次
北陸銀行カードローンの概要
北陸銀行カードローン全体の特徴としては、北陸銀行を普段から利用している方に向けてカードローンが設計されているという点にあります。
利用対象者の特徴としてパートやアルバイト、専業主婦の方でも利用することができるという点にも着目する必要があります。
借り入れ上限最高額が2種類とも500万円であることから分かるように、比較的中型のカードローンである点が特徴として挙げられます。
北陸銀行カードローンの種類
北陸銀行のカードローンには、申し込みから利用までの間に来店が一切不要である「クイックマン」と、残高不足でも自動融資のサービスを受けることができる「スーパーNOW」があります。
審査の流れもこの2種類のカードローンで異なっており、「クイックマン」がインターネットよりの仮申し込みを経て仮審査が行われ、その結果を受けて契約書が郵送されてくるのに対して、「スーパーNOW」はインターネットで仮申し込みが行えるが店頭窓口で契約を結ぶ必要があるという点に特徴があります。契約過程の特徴で言うなら「クイックマン」の方が「スーパーNOW」よりも優れているということができるかもしれません。
申し込みに際しては仮申し込みと正式な契約の時において、記入事項に食い違いが存在すれば契約が停止させられる可能性もあるので、その点に注意して必要事項の記入を行う必要があります。
北陸銀行における各種カードローンの利用詳細
続いて北陸銀行カードローンについて、その利用詳細を以下に解説していきます。
「クイックマン」
「クイックマン」の利用対象者は満20歳以上69歳未満の方や保証会社の保証を受けることができる方になります。
借入限度額は10万円から500万円の間で設定され、この額は審査の結果により決定されます。
融資の使いみちに制限はなく、事業性資金でも問題はありません。
利用方法は専用のローンカードで北陸銀行やコンビニATMを介して融資を受ける形になります。
利用期間は3年間の自動更新になります。
返済方法は35日ごとの返済になります。ここで注意したいのは「クイックマン」には自動引き落とし機能が付随しておらず、返済日を忘れた場合などには延滞とみなされ、借入限度額の引き下げが行われたり、最悪の場合には利用停止になることもあるので、返済日を確実に記憶しておくことが肝要になります。
返済金額は借入金額の3%に当たる金額を返済する形になり、例えば借入金額が10万円であるなら返済金額は3000円になります。
「クイックマン」は借入限度額を見ても分かるように、事業性資金の規制を外している代わりとして非常に規模が小さなカードローンになっています。事業性資金にどうしても充てる資金が必要であるという方に向けたローン設計になっているということができます。
スーパーNOW
「スーパーNOW」は満20歳以上69歳以下の方を利用対象者としたカードローンになります。
融資の使いみちは事業性資金を除く個人消費資金になります。
借入限度額は10万円以上500万円以内となり、「クイックマン」に比較すれば大型なカードローンになっていますが、他の銀行のカードローンと比較すると小型のカードローンであるということができます。
融資期間は1年ごとで、1年ごとに審査が存在します。
融資利率は北陸銀行所定の利率により決定されます。
返済方法は約定返済と任意返済の2種類が存在します。約定返済の場合には、毎月10日または25日に指定銀行口座より自動引き落としが行われます。また引き落としに際した金額は前月の残高に応じて決定され、例えば前月の残高が50万円超100万円以下である場合には約定返済額は2万円になります。任意返済の場合にはATMからの返済を行うことができます。
また、保証人なしでの契約が可能です。
「スーパーNOW」で契約を結ぶ場合に必要になるものは、運転免許証に代表される本人確認資料や30万円より大きい金額での借り入れを行う場合の所得証明書類、預金取引に使用している届出印です。
2種類のカードローンの比較
「クイックマン」と「スーパーNOW」の決定的な相違には金利の高低があります。「クイックマン」は金利が高めに設定されており、一方で「スーパーNOW」は金利が低めに設定されています。この点も利用時には注意したいですね。
北陸銀行カードローン・まとめ
北陸銀行をメインバンクとして利用している方には適合的なカードローンであるということができます。自動引き落としによる約定返済を設定しておけば、円滑な返済を行うことができるので、北陸銀行の利用者にとっての魅力となっていると考えられます。