キャッシング金利を少しでも引き下げる方法はある?

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「キャッシングを利用したいけど、高い金利が気がかり…」
お金に悩めるキャッシング希望者の多くは、そんな悩みを抱えているはず。そして同時に、「少しでも金利を引き下げることができれば、キャッシング利用の負担を軽くできるのに…」そんなことを考えているのではないでしょうか。

今回は、「審査で割り当てられた設定金利を引き下げる」ことが可能か、そのための方法は何か、考えていきましょう。

初回審査時適用された金利はあとで変化する

初回審査で、その人の「属性」「信用情報」など、返済能力に応じて金利が業者から言い渡されます。最初は、利用者の返済能力を試す意味も込めて、「高い金利」「低限度額」が言い渡されることが多いです。

限度額に応じて金利は変わる

キャッシング業者に審査結果に応じて言い渡される金利は、キャッシング限度額に応じて変化します。

単純に言えば、高い限度額が適用された場合、それに応じて金利も下がる。低い限度額内の借り入れは、適用金利も高くなるというものです。そしてこのキャッシング限度額は、あとから変更可能なサービスが多いです。限度額が変更されるパターンを二つみてみましょう。

消費者金融や銀行から「限度額増額案内」が届くパターン

消費者金融や銀行から、「優良顧客」だと認められて、「限度額増額案内」が届くパターンが一般的です。

「この人には、うちのキャッシングをずっと使って欲しい」と思ってもらうには、「返済を遅らせない」「毎月決まった金額借り入れる」などの条件があるそうです。

細かい条件はわかりませんが、「返済を遅らせない」という条件は間違いないです。

「限度額増額申請」を出すパターン

キャッシング利用者から「限度額を上げてください」という申請を出すことも可能です。

消費者金融や銀行は、その「限度額増額申請」を受け取ると、利用者が限度額を増額するに見合った条件か「審査」することになります。

厳しい増額審査を受けることになる

この「増額審査」は、初回審査より厳しいと言われています。

前述した通り、消費者金融や銀行は、信用した顧客には「増額案内」を出すわけです。つまり、増額案内を出さない利用者は、まだ「信用が不十分」だということ。「信用が不十分」な状態では、審査が厳しくなるのも致し方ないことですよね。

「無利息サービス」を利用すれば金利が無料に

高い数字が設定されたキャッシング金利を、まったくの無料にするための方法があります。それは、主に大手消費者金融が展開している「無利息サービス」です。

このサービスは、その名の通り、適用される金利が無料になり「無利息」となるサービスです。これなら、金利の高い低い、を気にすることなく、キャッシングの負担を軽くすることができるようになりますよね。

無利息サービスにはキャッシングごとに違いがある

無利息サービスの設定は、そのキャッシングサービスの種類によって長さなどに差があります。キャッシングの中には、無利息サービスを設定していないことも。

無利息サービスを設定しているキャッシングの多くは、「はじめてのキャッシング利用時、無利息期間が適用される」としていますが、中には何度でも無利息期間が適用される場合も。

無利息期間比較

キャッシング 無利息期間
プロミス はじめてのキャッシング利用時
30日間無利息
アコム はじめてのキャッシング利用時
30日間無利息
アイフル はじめてのキャッシング利用時
30日間無利息
新生銀行カードローンレイク はじめてのキャッシング利用時
30日間無利息
5万円以下の借り入れに180日間無利息
ノーローン 何度目のキャッシング利用でも1週間無利息

ノーローン以外のキャッシングには、「はじめてのキャッシング利用」で無利息サービスが適用されることがわかります。期間も、ほとんどの場合「30日間」という設定ですね。

クレジットカードのキャッシング金利は一律で下げるのが難しい

クレジットカードのキャッシング金利の多くは、18%で固定されていることが多く、限度額に関わらず一律で金利設定が組まれていることが多いです。

つまり、限度額が変わったとしても、金利を下げるのが難しいということです。

クレジットカードのキャッシング金利比較

クレジットカードごとに微妙に違うキャッシングの金利設定を比較してみましょう。

クレジットカード 金利
楽天カード 18.0%
エポスカード 18.0%
セブンカード 18.0%
Orico Card iD×QUICPay 15.0%~18.0%
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード 12.0~18.0%
JCB一般カード 15.0%~18.0%
NTTグループカード 18.0%
ライフカード 15.0%~18.0%
三井住友VISAクラシックカード 18.0%

消費者金融や銀行のカードローン金利に詳しい方ならわかるでしょうが、クレジットカードのキャッシング金利には、下限金利と上限金利に差がありません。

つまり、限度額でキャッシング金利が変わりにくいということが、金利を比較すればわかるはずです。。

まとめ

消費者金融や銀行のキャッシング金利が上下するシステムについて説明しました。

金利が高いとお悩みなら、「無利息サービス」の利用などで、上手に金利の負担を軽減してください。

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