クレジットカードを使うと、その利用代金を、後の「引き落とし日」までに登録口座に入金しておく必要があります。
その「引き落とし日」までにお金を入金すればいいわけで、その前にお金がまったく無かったとしても良いのです。手持ちが無くても支払いを済ますことができるのが、クレジットカードのすごいところです。
ですが、引き落とし日にお金の工面が間に合わなかった時、どんな未来が待っているのか。そして、その状況にどんな対処を行うべきなのか、ご説明します。
目次
クレジットカードの引き落とし日に間に合わなかった時どうなるのか？
クレジットカードの引き落とし日が間に合わない…なんてケースは十分考えられます。現在のクレジットカードの利用状況を把握しないまま、クレジットカードでの支払いを続けていると、いつしか自分の支払い能力を超えてしまいますからね。
信用情報機構に「遅延記録」が残る
クレジットカード利用履歴は、「信用情報機関」に集まります。どれくらいクレジットカードを持っていて、それぞれのクレジットカードでどれくらいの金額を支払っているのか。すべて信用情報機関に残ってしまいます。
そして、信用情報機関に「支払情報の遅れ」もしっかり記録されてしまいます。
遅延記録があると後の審査で不利となる
信用情報機関に残る情報は、後のクレジットカード審査で参考にされます。その際「クレジットカード利用代金支払い遅れ」を見られた時、クレジットカードの審査でマイナスポイントとなってしまいます。
過去クレジットカード利用代金の遅れがあると「支払い能力が低い」と判断されてしまうからです。
引き落とし日に間に合わない時の対処法
では引き落とし日までに、クレジットカード利用代金を用意することができなかった場合、どうすればいいのでしょうか。
すぐにお金を用意できる場合と、時間をかけてもお金を用意できない場合の2パターン考えてみましょう。
まずはクレジットカード会社に連絡
お金を用意できる、できないに関わらず、まずはクレジットカード会社に連絡を入れるところからはじめてください。
言うことは簡単です。「明日の利用代金引き落とし日に、必要なお金を用意できない」という旨を伝えればいいのです。お金が間に合わなかったのは、何もあなたがはじめてではありません。
クレジットカード会社に怒られるなんてことはありません
クレジットカード会社は、過去数々の「引き落とし日に間に合わなかった人」を相手してきました。ここで一人間に合わなかったとて、クレジットカード会社が怒ることはありません。
落ち着いて、あなたの状況を伝えれば、適切な対処法を考えてくれるでしょう。引き落とし日をリスケジュールしてくれて、その日に振込を行えば、信用情報に傷がつくこともありません。
カード会社に指示された口座に利用代金を振り込む
引き落とし日にお金が入っておらず、でも手元には利用代金を支払うことができるだけのお金があるなら、別途指示された口座に代金を振り込むことで支払いは完結します。
手元にお金が無かった場合の対処方
では手元にお金がなく、少し時間をかけても利用代金を用意するのが難しい場合。この場合はどうすればいいのでしょうか。
利用代金支払いを「リボ払い」にしてもらう
クレジットカード会社と相談して、利用代金の支払い方法を「リボ払い」にすることで、支払いを完結する方法があります。リボ払いを選べば、一括払いと比べて支払う金額を大きく減らすことができるはずです。
リボ払いには手数料がかかってしまいますが、信用情報に傷がついてしまうと後のあらゆる審査で不利です。無理せずリボ払いを選択してください。
最後の手段「カードローンでお金を借りる」
クレジットカードの利用代金を用意する最後の手段が、「消費者金融や銀行のカードローンで借り入れる」ことです。
カードローンは、申し込んだ当日お金を借り入れることができるので、あなたが設定した利用代金引き落とし日当日にお金を借り入れることができます。
消費者金融のカードローンならば、はじめての利用時「30日間の無利息サービス」が適用されるので、返済の負担も小さくて済みます。返済可能な、少ない金額を手に入れるのに適した「カードローンの利用」。是非利用を検討してみてください。
まとめ
クレジットカードの利用代金は、設定された引き落とし日までに、自分の口座へ必要な分のお金を入れておく必要があります。
間に合わなかった場合、審査で見られる「信用情報」に記録されてしまうことも考えられます。クレジットカード会社へ早めの連絡を入れて、引落しの対策を講じておきましょう。
あなたの行動の一つひとつが、クレジットカード利用履歴「信用情報」を作っていきます。しっかり規範に則ったクレジットカード利用を行い、クリーンな信用情報を作っていきましょう。
