クレジットカードに申込むと、クレジットカード会社による「審査」が行われます。審査の中で行われることがあるのが、クレジットカード会社による確認電話「在籍確認」です。
在籍確認は、「申し込んだ人が、本当に申込情報にある職場に在籍しているのか」確認するために行われます。
「クレジットカード会社からの電話は困る…」「本当に電話がかかってくるの？」という心配な気持ちの方にも、クレジットカード審査における在籍確認について説明します。
目次
クレジットカード会社による在籍確認は必ず行われるのか？
まず、クレジットカード会社による審査において、在籍確認は必ず行われるのか。その点から調べてみましょう。
クレジットカード会社による在籍確認は100%行われるわけではない
クレジットカード会社の行う「在籍確認」ですが、この在籍確認は、100%必ず行われるというわけでもないのです。
クレジットカードの審査において、クレジットカード会社側が「必要だ」と判断した場合にのみ、この「在籍確認」の電話がかけられるのです。
信用情報が優秀なら本人確認で審査が終わることも
クレジットカードの審査において「問題ない」と判断されると、この「在籍確認」が無い場合も珍しくありません。クレジットカードの審査が甘い場合は、よりこの在籍確認がない確率が上がります。
支払能力が怪しければ在籍確認が行われる
例えば、年齢に見合わない年収だった場合。または、信用情報に残っているクレジットカード利用履歴に問題が残っている場合。クレジットカード会社が、支払情報を不安がり、電話を行う場合が多いです。
クレジットカード会社の在籍確認は個人名で行われる
万が一クレジットカード会社から在籍確認が行われるとしても、コールセンターの社員が「会社名」を名乗ることはありません。あくまで個人名で電話をかけて、「申込者」の在籍を確認します。
在籍確認の電話なしで審査を終わらせるコツ
在籍確認が100%行われるわけではないということは、上手に頼めば、在籍確認の電話なしでクレジットカードを作ることができるということです。
個人名でかかってくるとは言え、クレジットカード会社から職場に電話がかかってくるのは困る…。そんなことを考えている方にとっては、この「在籍確認の電話をなしにするコツ」、重要ではないでしょうか。
申込みが混み合う時期（春先）などに申し込む
クレジットカード会社も、忙しければ電話をかけている暇がなくなります。クレジットカードの申込みが多い、「春先」などは、審査対応に追われ「在籍確認」まで手を回す余裕が無くなります。
そういった「クレジットカード会社の繁忙期」を狙ってカードの申込みを行うことで、在籍確認の電話なしに審査を終わらせることができるかもしれません。楽天カードのように、申し込む人の数が多いカードなら、さらにこの「電話なし」にできる可能性が上がるでしょう。
即日発行に対応したクレジットカードを選んで申込む
例えばエポスカード、またはセゾンパールアメリカン・エキスプレス・カードのように、最短即日発行に対応しているクレジットカードなら、「在籍確認の電話なし」にできる可能性が高くなります。
即日審査を終わらせねばならないため、「在籍確認」に時間をかけていられないのです。
というか、私の経験上、即日発行できるクレジットカードで在籍確認の電話があったためしがありません。電話なしにしたいなら一番確実な方法かもしれません。
クレジットカード会社にとって「勤務先」の情報は重要な情報
どうして直接電話してまで、クレジットカード会社が申込者の職場の在籍を確認するのでしょう。それは、クレジットカードの審査において、勤務先の情報を審査するのはかなり大切だからです。
年収の確かさを確かめられる
勤務先の会社規模によって、年収の情報が正確かどうかも、ある程度見えてくるはず。申し込んだ情報通りの会社で働いているかどうか。それを確かめるのは、年収の情報が正確かどうかを確かめるのにも繋がるのです。
勤務先に関する嘘も発覚する
勤務先の情報で嘘をつく人もいます。少しでも有名企業で働いているふりをして、審査で有利な情報を作ろうとするのです。
そうした嘘を見抜くためにも、この「在籍確認」が有効なのです。
まとめ
クレジットカードの審査における「在籍確認の確認電話」。この電話によって、クレジットカード会社は、「申し込んだ人の申込情報」の正確性を確かめるのです。
しかし、クレジットカードの申込みを行った人の中には、「会社に電話がかかってくるのは困る」と思っている人が多いはず。そんな方に向けて、「在籍確認の電話対策」も載せておきました。
在籍確認についてあらかじめ情報を仕入れておけば、在籍確認の電話もおそるるに足りません。事前にしっかり対応して、在籍確認の電話で慌てることの無いようにしてください。
