「クレジットカードの審査に落ちてしまった…」とお嘆きの方は多いはず。誰でも作れる年会費無料のクレジットカード審査ではなく、審査の厳しい上級カードの審査なら、審査に落ちてしまったとしても何ら不思議はありません。
もし申し込んだクレジットカードの審査に落ちてしまったとしたら、考えるべき可能性があります。審査に落ちてしまう人というのは、だいたい同じような理由で、審査に落ちてしまっているのです。
目次
支払い能力(属性)の値が足りない場合
支払い能力を表すのが、審査において重要な「属性」の値です。属性の値を割り出すには、「年収」や「勤続年数」、「勤務地」など、単純に収入などにかかわる情報をスコアリングします。
年収が高ければ高いほど高スコア。勤続年数も長ければ長いほど高スコアとなります。それらのスコアの合計値が、最終的な「属性のスコア」となるのです。
審査の厳しいクレジットカードほど、要求される「スコア」は高い
審査基準にはそれぞれ設定の違いがあり、審査の厳しいカードほど、求められる「属性」のスコアは高くなります。
年収が高いほどクレジットカードの審査に通りやすくなるのは、この「属性」の審査があるからです。
年齢も審査基準の一つ
実は「年齢」も属性に含まれる重要な情報の一つです。年齢は、若すぎても、歳をとりすぎていてもダメで、「30歳以上60歳未満」くらいが審査に一番有利な年齢帯となります。
25歳以下だと、基本一般カードしか持つことができないなど、年齢だけでも持つことができるカードが限られてしまいます。
信用情報に問題があると審査に落ちる
「属性」より重要な審査基準が、「信用情報」です。信用情報には、様々な情報が含まれます。「現在のカード申込み情報」から、「クレジットカード契約情報」「他社のキャッシング履歴」まで。申し込んだ人が、今までお金と関わってきたその記録がほとんど含まれると言っても過言ではありません。
提出書類に不備が合った場合に審査落ち
提出書類に不備が見つかると、審査に落ちてしまいます。書類の不備と言うより、提出書類と申込情報に誤差があった場合、その誤差が原因で審査に落ちてしまいます。
申込情報のミスを無くす
申し込む際に記載する情報に誤りの無いようにせねばなりません。丁寧に、実際の情報と同じ正確な情報で申し込むようにしてください。くれぐれも、審査に通りやすいように嘘をつくようなことはしないでください。
自分が持つべきクレジットカードではない場合
そもそも、あなたの持っている情報が、クレジットカードの審査基準を満たすものかどうかも重要です。あなたが身分不相応のカードに申し込んだとしても、当然審査に通ることは難しいでしょう。
審査に自信がないなら審査の甘いクレジットカードへ申し込んで
もし、あなたが審査に落ちてしまったとしたら、そのクレジットカードはあなたに合っていないものという可能性があります。
無理して審査の厳しいクレジットカードを使わずとも、もっと他にも審査の柔軟な、使いやすいクレジットカードがあります。
審査の甘い「ACマスターカード」
審査の甘いクレジットカードとして有名なのが、アコムの発行する「ACマスターカード」です。
アコムはクレジットカード会社ではなく、キャッシングを扱う消費者金融のため、クレジットカード会社とは違う独自の基準で審査を行います。
クレジットカード会社の審査に落ちてしまったとしても、クレジットカード会社の審査になら通るという状況も十分考えられます。申し込んでみる価値は十分あるでしょう。
事前にしっかりクレジットカードを比較しておきましょう
大切なのは、クレジットカードに申し込む前に、クレジットカードごとに違う特性をしっかり比較しておくということ。
年会費で比較、ポイント還元率で比較など、様々な比較基準があります。クレジットカードをしっかり比較して、これぞ!というカードを一枚見つけてください。
在籍確認が取れなかった場合
クレジットカードの審査における最後の段階で行われる「在籍確認」。これは、クレジットカード会社から申し込んだ人の職場に、在籍しているのかどうかの確認を行うために行われる電話確認です。
在籍確認は必ず行われるわけではありませんが、申し込んだ人の信用値が低かった場合、確認のための電話が行われます。この在籍確認で電話をとった社員の対応で、会社の在籍が確認できなかった場合、審査に落ちてしまうのです。在籍確認が行われるんじゃないかと不安なら、前もって対策をしておきましょう。
まとめ
クレジットカードの審査に落ちてしまったなら、考えるべき可能性があります。書類の不備などで審査に落ちてしまうのはもったいないです。
一番簡単にできる、そして確実なクレジットカード審査対策こそ、「慎重に、確実な情報で申し込む事」なのです。