カードローンを運営しているのは消費者金融ばかりではありません。都市銀行や地方銀行、その他銀行にもカードローンがあるはずです。
カードローンに種類があるのはいいとして、どのカードローンを利用すればいいのか…。とお悩みの皆さん。今回はあらゆるカードローンに精通した私が、カードローンによって異なる性質をご紹介します。
目次
消費者金融のカードローンVS銀行のカードローン
カードローンは大きく二つに分けることができます。「消費者金融のカードローン」と「銀行カードローン」。どちらも一長一短ですが、果たしてどっちがより狩りやすいカードローンなのでしょうか。それぞれの特徴を一つずつ比較していきましょう。
金利では圧倒的に「銀行カードローン」
カードローンで一番重要視される「金利」。金利設定で比べれば、圧倒的に銀行カードローンの方が低金利で借りやすいです。
銀行カードローンの中には、金利設定が消費者金融の半分以下なんてこともあるほど。利息で計算すれば、その返済額には大きく差が開きます。
金利設定を。カードローンの大きな比較対象とするなら、断然「銀行カードローン」を利用してお金を借り入れるべきなのです。
「審査時間」「融資にかかる時間」は消費者金融の方が早い
審査にかかる時間、そして実際の借り入れにかかる時間は、カードローンによってバラつきがあります。ですが、同じ「消費者金融カードローン」と「銀行カードローン」という括りなら、だいたい似た傾向が出てきます。
審査喜寿がゆるいこと、小額借り入れに特化しているなどの理由で、消費者金融のカードローンは審査と融資に時間がかかりません。
だが、最近の銀行カードローンはスピードキャッシング対応
消費者金融のカードローンは、審査と融資に時間がかからないと言いましたが、最近の銀行カードローンは時間がかからなくなっています。
その理由は「保証会社に消費者金融がついていることが多くなった」ためです。カードローンの審査を行うのは、返済を保証する保証会社です。消費者金融は審査に時間をかけないのは前述した通りです。
スピードキャッシングにおいて、銀行カードローンと消費者金融に差が無くなってきているのも、また事実なのです。
審査の甘さなら消費者金融のカードローン
審査基準の甘さで比べるなら、断然消費者金融のカードローンです。消費者金融のカードローンには総量規制がかかるなどの理由で、大きな金額借り入れることができません。小額貸し付ける審査なら、債権者側も審査基準を緩めることができるというわけです。
サービス面で優秀なのは消費者金融のカードローン
カードローン利用者が利用可能な「サービスの充実度」で言えば、断然消費者金融のカードローンです。
消費者金融の最大の強みこそ、この「サービス」。消費者金融はあらゆるサービスにより、利用者にとって感じる「ハードル」を大きく下げることに成功しているのです。
無利息サービスに対応しているのはほとんど消費者金融のカードローン
最近のカードローンですっかりお馴染みになった「無利息サービス」。これは、一定期間借り入れたお金に利息が発生しないという、お得なサービスです。
このサービスに対応しているのは、ほとんどが大手消費者金融。銀行カードローンで対応しているのは稀です。
もし、無利息サービスなどサービス面に魅力を感じるなら、消費者金融のカードローンを利用するべきでしょう。
消費者金融にはレディースローンも
消費者金融には、女性のみが利用できる「レディースローン」もあります。女性は借り入れに不安を感じて当然です。レディースローンなら、女性が安心して借りられる工夫がたくさん凝らされています。
判定：銀行カードローンの方が借りやすい
総合的に考えれば、銀行カードローンの方が優秀な設定が組まれています。低金利で、返済の負担が小さく、「銀行からお金を借りている」という安心感がある。それなのに、審査と融資に時間がかからなくなっているとあれば、銀行カードローンの方が優秀だと言わざるを得ません。
「どのカードローンを使ってお金を借りらればいいのかわからない…」とお悩みのあなたは、ぜひ銀行カードローンを使った借り入れを考えてください。
審査に自信が無ければ消費者金融のカードローンを利用して
ですが、それでもやはり「消費者金融の方が比較的審査が甘い」のも事実です。「銀行カードローンの審査に通らないかもしれない」と心配なら、消費者金融のカードローンに申し込むべきです。
収入や職場に関する情報で心配なあなたも、信用情報に残った記録で審査に落ちるかもしれないと危惧を感じているあなたも、消費者金融の審査なら通るかもしれないのです。
今回は、まとめとして「銀行カードローンの方が優秀」という結論でしたが、カードローンを利用する人によって適切なカードローンは異なるとも言えますね。
