お金が必要な場面で持ち合わせがない、という体験を誰しも1度は経験したことがあることでしょう。
そんな時に頼りになるのがキャッシングです。
ただ、キャッシングには金利がつきものであり、これが低いに越したことはありませんよね。
そこで、今回は低金利でキャッシングを利用したい時に注目すべきポイントと低金利で利用できるおすすめのキャッシングについてご紹介します。
目次
金利の仕組み
カードローンの金利は10.0%などと定まっているわけではなく、5%~15%といったような範囲から審査によって決まるのです。
そして、審査では年収などのステータスや借り入れを行なう額によって金利を決定されます。
もちろん、年収が低い場合や借り入れ金額が少ない場合には金利は高くなり、年収が高い場合や借り入れ金額が多い場合には金利は低くなります。
具体的な例を出すと、アルバイトで年収が200万円の方が10万円借りる場合と大企業勤務で年収が1,000万円の方が300万円借りる場合とでは、前者は最高金利に近い金利になり、後者は最低金利に近い金利になるというわけです。
最低金利よりも最高金利に注目する
金利には最低金利と最高金利が存在しますが、基本的には最高金利のほうに注目するべきです。
なぜなら、基本的に最初の借り入れでは数百万という額を借りることはできず(大企業勤務で年収が1,000万円以上などという方は、初回から高額の融資を受けることができる可能性もありますが)、必然的に最高金利に近い利息が発生するからです。
そのため、A社が8%~10%でB社が3%~15%というような金利であれば、一見B社のほうが得であるかのように思えますが、A社を選んだほうが低金利となる可能性が高くなっています。
低金利でキャッシングを選ぶなら銀行がおすすめ
キャッシングw利用しようと考えた時にまず最初に思い浮かぶのは銀行か消費者金融でしょう。
両者を比較すると消費者金融はサービス面や審査の面では非常に優秀ですが、金利で選ぶなら銀行が最も適しています。
実際に金利を比較してもみても、銀行は最高金利14%程度が多いですが、消費者金融は18%程度のものが多くなっています。
低金利で利用できるおすすめキャッシング
ここからは低金利で利用できるおすすめのキャッシングをランキング形式でご紹介します。
まずは、下記のランキング表をご覧ください。
1位 | りそなプレミアムカードローン |
2位 | みずほ銀行カードローン |
3位 | 楽天銀行スーパーカードローン |
4位 | 三井住友カードローン |
5位 | 三菱東京UFJ銀行カードローン |
それでは、1社ずつ丁寧にご紹介していきます。
1位:りそなプレミアムカードローン
りそな銀行には、低金利で限度額が高いプレミアムカードローンと少額の融資に向いているクイックカードローンの2種類があります。
どちらのカードローンもおすすめなのですが、最低金利を考えるとプレミアムカードローンは金利3.5%~12.475%、クイックカードローンが9.0%~12.475%とプレミアムカードローンが一歩リードです。
また、最高金利が12.475%というのはトップレベルの低金利なので非常におすすめです。
利用限度額から見る金利の参考例
りそなプレミアムカードローンの限度額は800万円となっています。
そして、限度額が高ければ高いほど金利は低金利になります。
具体的には、利用限度額が50万円までは最高金利の12.475%、150万円までは金利11.5%、200万円までは金利9.0%です。
その後、限度額が100万上がるにつれて、7.0%→5.5%→4.9%→4.5%→4.0%と低くなっていき、最高限度額の800万円では最低金利の3.5%となります。
2位:みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは、金利2.0%~14.0%、融資額10万円~800万円と低金利高限度額で有名なキャッシングです。
公共料金などを口座引落しにしている方で、支払日に口座内にお金が足りない時などに自動で融資してくれる自動融資サービスも非常に人気となっています。
利用限度額から見る金利の参考例
みずほ銀行カードローンの限度額は800万円となっています。
こちらも、限度額が高ければ高いほど金利は低金利になります。
具体的には、利用限度額が100万円までは最高金利の14.0%ですが、その後限度額が100万上がるにつれて、12.0%→9.0%→7.0%→6.0%→5.0%→4.5%と低くなっていき、最高限度額の800万円では最低金利の2.0%となります。
3位:楽天銀行スーパーカードローン
楽天銀行スーパーカードローンも1位2位と同じく1.9%~14.5%と低金利となっています。
しかも、低金利であることに加えて申し込みと一緒に楽天銀行の口座を開設すれば、初回のみ借入れの翌日から30日間は無利息で利用できるのです。
また、入会時に楽天ポイントを1,000ポイントもらえることに加え、一緒に楽天銀行の口座を開設すればさらに500ポイントもらえるなど特典もたくさんです。
利用限度額から見る金利の参考例
楽天銀行スーパーカードローンの限度額は800万円となっています。
こちらも、限度額が高ければ高いほど金利は低金利になります。
ただ、今までのように限度額が100万円上がる毎に金利が変化するというわけではなく、100万円未満までが14.5%、100万円~200万円までが9.6%~14.5%、200万円~300万円までが9%~14.5%、300万円~350万円までが4.9%~12.5%、350万円~500万円までが4.9%~8.9%、500万円~600万円までが4.5%~7.8%、600万円~800万までが3.0%~7.8%、800万円が1.9~4.5%というように少し変則的になります。
4位:三井住友カードローン
三井住友銀行カードローンの金利は4.0~14.5%となっており、最高金利だけ見ると3位の楽天銀行スーパーカードローンと違いはありません。
しかし、三井住友カードローンには手数料が無料で使用できるATMが多いという大きなメリットがあります。
自社のATMに加えて、セブン銀行やローソンATMなども無料で使用できるため、出先で頻繁にキャッシングを利用するという方には非常におすすめです。
利用限度額から見る金利の参考例
三井住友銀行カードローンの限度額は800万円となっています。
こちらも1位のりそなプレミアムカードローンや2位のみずほ銀行カードローンと同じく、
100万円までは金利12.0~14.5%で、その後限度額が100万上がるにつれて、10.0%~12.0%→8.0%~10.0%→7.0%~8.0%→6.0%~7.0%→5.0%~6.0%→4.5%~5.0%→4.0%~4.5%と低くなっていきます。
5位:三菱東京UFJ銀行カードローン
三菱東京UFJ銀行カードローンの金利は1.8%~14.6%となっており、今回のランキング内では最高金利が最も高く設定されています。
しかし、銀行にも関わらず審査にかかる時間が非常に短いことや、三菱東京UFJ銀行の口座を持っていなくても利用できることなどメリットも多いです。
また、年金受給者でも利用できるなど、審査が柔軟な点も大きなプラスポイントとなっています。
利用限度額から見る金利の参考例
三菱東京UFJ銀行カードローンの限度額は500万円となっています。
こちらも先程までと同じく、100万円までは金利13.6~14.6%で限度額が100万円上がるに連れて、10.6%~13.6%→7.6%~10.6%→6.1%~7.6%、1.8%~6.1%と低くなっていきます。
低金利で利用したい方は銀行のキャッシングがおすすめ!
キャッシングを低金利で利用したい場合には下記の2点に注意してみましょう。
- 銀行系のキャッシングから選択する
- 最低金利ではなく最高金利に注目する
まず、消費者金融のキャッシングよりも銀行のほうが金利は低く設定されている傾向にあります。
そして、金利は審査で決定される限度額によって変動します。限度額が高く設定されていれば金利は低くなり、限度額が低ければ金利は高くといった具合です。初めて借り入れを行なう場合には、限度額は低く設定されることが多く、最高金利に近い金利を支払う可能性が高くなっています。
以上の2点に注意して自分にピッタリな低金利のキャッシングを見つけましょう。