「お金が全然ない…どうしよう…」と頭を悩ませているときは、自分の部屋をくまなく見渡してみましょう。シーズン遅れの服、全くプレイしなくなってしまったゲームなどが見つかるはずです。そうした家にあるものを売れば、ひとまずお金を作ることができます。不要なものを売るのですから、お部屋の中がすっきりする、というメリットもありますね。今回は
部屋にあるものを売って経済的なピンチを乗り切る方法についてお話しします。
ものを売る方法とは
一口に「ものを売る」といっても方法はいくつかあります。それぞれ難易度や売値、お金の手に入るスピードなどが違いますので、シチュエーションに合わせて選ばなければいけません。「リサイクルショップ」「質屋」「インターネットオークション」という3つの方法について詳しく頭に入れておきましょう。
リサイクルショップ
掘り出しものを探してリサイクルショップに行ったことがあるかもしれません。リサイクルショップでは、逆にこちらの不用品を売ることができます。お近くにリサイクルショップがあるなら、そちらに販売することで迅速にお金を手にすることができるでしょう。一方、売値についてはあまり期待しないほうがいいかもしれません。どのリサイクルショップでも小売価格からを大幅に下回る値段での買い取りになることがほとんどです。こうした買い取り額は各ショップで共有している基準のようなもので決まるので、どのリサイクルショップに査定を出しでもあまり変わることはないでしょう。あくまで「値段はさておき手っ取り早くものを売る方法」として覚えておきましょう。
質屋
リサイクルショップに似ている質屋という存在があります。リサイクルショップと同じようにものを売る場所として認識している方が多いかも知れませんが、リサイクルショップと質屋の違いについてご存知でしょうか。実は、厳密に言うと質屋はものを売る場所ではありません。物品を担保にお金を貸してくれる場所なのです。査定で決まった貸付金額と利息を約3カ月の間に返済できなければ、物品の所有権は質屋へと移ります。この「質流れ」がモノを売ったのとほぼ同義であることが、リサイクルショップと混同される原因でしょう。しかし、質屋では上で述べたとおり買い戻せる期間が存在しますので、少しの間大事なものを預けてお金を作り、経済的ピンチをしのぐ、といったこともできます。ブランド品や貴金属を高く査定している傾向があるようですから、高級なものを持っているなら一度質屋に査定してもらうといいかも知れませんね。
インターネットオークション
せっかくものを売るのであればなるべく高く売りたい、と考えるかもしれません。そんな方はインターネットオークションでものを売るのがオススメです。インターネットオークションだと、リサイクルショップ、質屋といった店舗で発生してしまう中間マージンが発生しないのです。物品の販売額は自分で決められますので、気に入らない値段で売ってしまうこともないでしょう。その分買い手がつくとは限らない、多少手続きの難易度が高い、といったデメリットもあります。過去には出品者と落札者の間でトラブルが発生した例もありますので、未経験者にとってはハードルの高い販売方法といえるでしょう。
少しでも高く売りたい
ものを売ってお金を手に入れようとしても、物品の状態によっては二束三文で買いたたかれてしまいます。少しでも高くものを売りたい場合、どういった点に気を付けるべきなのでしょうか。いくつか工夫がありますのでご紹介しましょう。
状態は美しく
ものの販売価格には状態が大きく影響してきます。傷1つつけないように大事に使ってきたものであれば、美品としてそれなりの額で売れるはずです。物持ちのいい人であればものが長持ちするだけではなく、お金がなくてものを売るときにも助かるということですね。逆に明らかなダメージがあるものならば、残念ながら販売価格はだいぶ下がってしまうでしょう。それでも丁寧にクリーニングすることで少し査定額を上げることができるかもしれませんので、磨いたりしてみるといいかもしれません。インターネットオークションを利用するときも印象をよくするために、なるべくいい商品写真を掲載しましょう。また、最初についてきた付属品や箱が残っているとベターです。
ものの旬を逃すな！
市場に出てからの期間が販売価格に影響するものがあります。エレクトロニクス機器や、ゲームソフトがその代表例です。こうしたアイテムは市場に出てから販売価格は少しずつ下がっていき、次のモデルや続編が発表されると古いアイテムは一気に価値が下がります。売るのときのタイミングが非常に重要ということです。インターネットで販売価格の相場を見ることができるはずなので、ものを売るときは参考にするといでしょう。
ベストな方法、タイミングでものを売れば思わぬ大金を手にできるかもしれません。身の回りのものを手放すのは後ろ髪ひかれるかもしれませんが、気持ちを整理する意味でもものを販売し、経済的な窮地から立ち直りましょう。
